あ・うん

劇場公開日:1989年11月3日

解説・あらすじ

向田邦子の同名小説を高倉健主演、降旗康男監督で映画化。昭和初期の東京・山の手を舞台に2人の男と1人の女が織り成す人間模様を美しい映像で描き出す人間ドラマ。中小企業社長の門倉と安月給のサラリーマンの水田は性格も境遇も対照的ながら友情で結ばれていた。しかし門倉は水田の妻たみのことを密かに思い続けていて……。17年ぶりに銀幕復帰した富司純子(旧芸名・藤純子)、坂東英二が共演。

1989年製作/114分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1989年11月3日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第13回 日本アカデミー賞(1990年)

受賞

助演男優賞 板東英二

ノミネート

作品賞  
監督賞 降旗康男
脚本賞 中村努
主演男優賞 高倉健
主演女優賞 富司純子
助演女優賞 富田靖子
助演女優賞 宮本信子
音楽賞 朝川朋之
新人俳優賞 真木蔵人
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映画レビュー

3.0 門倉さんのいく場所がなくなっちゃうわ…

2025年11月8日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

時代背景と当時のファッション、佇まい、所作がいい!いや〜映画って本当にいいもんですね!

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パピヨン

2.0 三角関係ドラマ

2025年8月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
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odeoonza

3.0 映像が綺麗でした

2025年8月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

男性の友情をメインにして、綺麗な女がちょこんといる。男性受けする作品でしたが、現代であれば向田邦子も男女の関係をもっと違うように描くように思えてなりません。現代版の向田邦子作品をちょっと観てみたいなあ。映像が綺麗でした。

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ミカ

2.0 俳優とドラマの中の人物とのミスマッチ?

2025年4月8日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

以前、やはりTVで観た記憶があるが、
詳細については忘却の彼方だったことや、
不倫まではいかないとしても、
誰にでもあるであろう伴侶以外の異性への
想いを描いた作品ということで、
自らの胸に手を当てて再鑑賞してみた。

己の果たせなかった異性への想いを、
同じ経験をさせたくないとして、
その娘の想いを遂げさせようとする
ラストシーンでのテーマへの集約性の狙いは
分からなくもないが、その前提になるのは
あくまでも“忍ぶ”想いだ。
しかるに、本来はそんなキャラクターに
ピッタリのはずの俳優をキャスティング
しながら、
やたら陽気に振る舞ったり、
照れ隠しのためとしたいのか、
“忍ぶ”想いとは懸け離れてしまった男女二人
の描写は残念と言うしかないし、
温泉での夫婦が間違えられるエピソードや、
想う人妻を泣かせたくないから
親友の浮気相手を囲うとした点も、
この作品のテーマの補強のつもり
なのだろうが、
高倉と富司二人のキャラクターからは
懸け離れ浮いてしまったギャグのようにしか
感じられなかった。
しかも、本来は、想いを寄せる人に会わない
とする決心のために
親友を怒らさせたはずなのに、
三木のり平扮するスリに言われて、
簡単に翻意して彼女に会いに行く設定など、
一貫性を感じられない展開に
安易さを感じる。
果たして向田邦子の原作は
どうなっているのだろうか。

せっかく高倉健と富司純子という、
“忍ぶ”に相応しい俳優を配しながら、
彼らの俳優気質から遠く離れて見えるのは、
そもそものミスキャストなのか、
配役に応じた改変が不充分な脚本
の問題なのか分からないが、
残念に思わされた作品だった。

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