あ・うん

劇場公開日:

解説

向田邦子の同名小説を高倉健主演、降旗康男監督で映画化。昭和初期の東京・山の手を舞台に2人の男と1人の女が織り成す人間模様を美しい映像で描き出す人間ドラマ。中小企業社長の門倉と安月給のサラリーマンの水田は性格も境遇も対照的ながら友情で結ばれていた。しかし門倉は水田の妻たみのことを密かに思い続けていて……。17年ぶりに銀幕復帰した富司純子(旧芸名・藤純子)、坂東英二が共演。

1989年製作/114分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1989年11月3日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

第13回 日本アカデミー賞(1990年)

受賞

助演男優賞 板東英二

ノミネート

作品賞  
監督賞 降旗康男
脚本賞 中村努
主演男優賞 高倉健
主演女優賞 富司純子
助演女優賞 富田靖子
助演女優賞 宮本信子
音楽賞 朝川朋之
新人俳優賞 真木蔵人
詳細情報を表示

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画レビュー

4.5一番大切なものって言わないものなんでしょう?

2024年7月7日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

愛欲よりさらに上位の倫理観。
個人主義のはびこる現在の方がより重く感じるのでは?
板東英二のクソ標準語を打ち消す全員の演技
木村大作による信じられないような美しい絵。
日本人から失われた観念とは?
90点

コメントする (0件)
共感した! 0件)
neonrg

4.5まさに富司純子のためのあうん・・・

2024年6月19日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

悲しい

楽しい

久し振りに完成された写真を見た。映画としての表現も秀逸。引いてよし寄せてよし、カメラマンが撮りたくなる様な絵面を引き出す俳優陣。破綻なくうねる事もないが確実に小さな波動が時間を愛でるような映画作品であった。高倉健に富司純子、障子に鴨居、雪に寒椿・・・日本人が美しいと思う日本の美しさがその所作と共にここにある。人と人とが、神と人とが、女と男が、妻と夫が・・・何とも言えない阿吽の間合いで佇む時と間を描いた作品であった。絶対的自信を持ってのお薦めの一幕。富司純子の仕草がとにかく美しい・・・これだけでも見る価値がある。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
mark108hello

2.0徘徊型映画かな

2023年12月31日
PCから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
プライア

2.0純愛の三角関係

2022年9月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

妻が大切で
夫が大切で
親友のことも大切で
恋する人も大切で。
同じくらい両者が大切だから壊せない。
どうなったらこんな距離感でいられるのか分からないくらい私欲のない関係だった。
お互い分かっているのに言わないし踏み込まない。
でも恋心が募って苦しくなってどうしようと無くなってわざと親友を怒らせることをして絶交する。
少しでも会えれば幸せだったのに
会うことすら苦しくなって、、、
それはもう後戻りできないくらい惚れてるよね。

「恋人のいるやつなんかと握手なんかしないよ。」
健さんのこのセリフ、なんだかオシャレでなんだかカッコよかった。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
みー