ミス・ポター

劇場公開日:

解説

100年以上もの間世界中で愛され続けているキャラクター“ピーターラビット”の生みの親、ビアトリクス・ポターの人生を、レニー・ゼルウィガー主演で映画化。上流階級の家に生まれたビアトリクスは、幼い頃から動物の絵を描いたり物語を創ることが大好きだった。ある日、自作の絵本が出版されることになり、新米編集者のノーマンがその担当になる。2人は恋に落ち結婚を約束するが、身分の違いからビアトリクスの両親に猛反対されてしまい……。

2006年製作/93分/イギリス・アメリカ合作
原題または英題:Miss Potter
配給:角川映画
劇場公開日:2007年9月15日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第64回 ゴールデングローブ賞(2007年)

ノミネート

最優秀主演女優賞(コメディ/ミュージカル) レニー・ゼルウィガー
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映画評論

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映画レビュー

4.0【ピーターラビットの生みの親、ビアトリクス・ポターの自立心溢れる動物を愛し、擬人化した絵にする姿と初めて恋に落ちた男性との悲恋を描く。だが、その後彼女が新たな人生を生きる姿を高貴に描いた作品である。】

2024年4月2日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

幸せ

■1902年のロンドン。
 上流階級の女性が働くことのなかったこの時代、ビアトリクス・ポター(レニー・ゼルウィガー)は湖水地方で出会った動物たちの絵に物語を添えて出版することを夢見ていた。
 そんなある日、ポターの作品に惚れ込んだ初めて本の編集に携わることになった編集者・ノーマン(ユアン・マクレガー)の後押しで絵本が出版されることになる。

◆感想

・今作は、単なるビアトリクス・ポターの伝記映画ではない。その中には、彼女が幼少期から動物を愛し、その思いをスケッチする様が描かれている。
ー 彼女は富豪の娘であるが、父は彼女の行いを罰する事は無い。故に、ビアトリクス・ポターは幼少時から素敵な動物の絵を描いて来たのである。
  親が子の才能を認めた最良の結果が、ピーター・ラビットシリーズなのが良く分かる。-

・彼女の初出版を後押ししてくれたノーマンとの関係性の描き方も品がある。
ー だが、ノーマンは病に倒れてしまう。そのショックを救ったのが、ノーマンの妹、ミリーである。人間の限りなき善性をサラリと描いている。-

<そして、故ノーマンの支えもありベストセラー作家になったビアトリクス・ポターが行った事。
 それは、ピーター・ラビットたちが自由に生きる湖水地方の自然豊かな風景を残す事だった。
 競売の際に、彼女は一歩も引けを取らず、大規模な湖水地方を手に入れ、第三次産業にするのではなく、農家として買い取った土地を使うのである。
 今作は、一人の自立心ある女性が哀しき想いを経験しつつ、ピーター・ラビットの世界を守るために奮闘した気品溢れる作品なのである。>

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NOBU

5.0彼女がいなかったら『ツバメ号とアマゾン号』は生まれなかった かも

2023年8月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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マサシ

3.5退屈な はなし

2023年2月4日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

普通でした。 宣伝文句は [ピーターラビットを生んだ英国の女性絵本作家ビアトリクス・ポターの劇的な半生を描く感動の伝記ドラマ] です。 半分は宣伝文句の通りでしたが、 [劇的] では有りませんでした。 このような話では大抵、 貧乏作家が有名になるまでの成功物語を描きます。 しかし、 これは違いました。 主人公は生まれつき裕福で、 出版社に持ち込んだら簡単に有名になってしまいました。 そのため、 面白みに かけました。 内容も映画にするほど濃密では なく、 退屈な はなしが大半を占有していました。

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4.0ピーターラビットの作者

2023年2月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

萌える

自分の好きなことを貫いて、
愛し愛する人とも出会い、
父母との関係も乗り越えて、
辛い別れも経験したが、
最後は幸せになれて良かった〜

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ほんのり