アルゼンチンババア

劇場公開日:

アルゼンチンババア

解説

人気作家よしもとばななの傑作小説を映画化した感動作。大好きな母を病気で亡くした17歳のみつこ。母を愛していた墓石彫りの父は、その日から行方をくらましてしまう。それから半年後、みつこは町外れで暮らす変わり者の女性“アルゼンチンババア”のもとに父がいることを知る。父を取り戻すため、彼女はアルゼンチンババアの屋敷に乗り込むが……。主人公の父娘を役所広司と堀北真希が、アルゼンチンババアを鈴木京香が演じる。

2006年製作/112分/日本
配給:松竹,キネティック
劇場公開日:2007年3月24日

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(C)2006「アルゼンチンババア」製作委員会

映画レビュー

2.0タイトルに引かれて

Mさん
2022年10月3日
Androidアプリから投稿

おもしろそうと思って、DVDを買ったが、なんか、しょうもなかった。

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M

3.0あくまでも作り物としてみて。

2022年4月17日
iPhoneアプリから投稿

ごく一部の思想の持った人が見ると「最低な映画だ!!クソ男!!女の気持ちを考えろ!!」と、怒りそうな話。笑
あくまでフィクションなので、そうして見ると確かに私にもこのお父さんの気持ちが1%でも分かる気がして、自分が弱った時に甘えてしまうのかもと思った。

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とし

0.5しょうむない

2019年10月4日
PCから投稿

おやじが家出して外の女と暮らしている、ただそれだけ
堀北真希が出てます、それだけ

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アサシンⅡ

3.0堀北真希の怪力、役所広司のコントロールのよさに驚いた。

2018年10月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 『奈良美智との旅の記録』を見逃してしまい、タイトル画はどこかで見たような記憶があったのに、誰が描いているのかわからなかった。堀北真希のこねるパンも美味しそうだったので、とりあえず頭の中は“不二家のペコちゃん”でいっぱいになってしまいました。また、悪臭を放っているかのようなアルゼンチンババアと彼女の住む建物からは、なかなか臭いを感じ取ることができず、むしろパンとハチミツからイメージされる味覚のほうが勝ってしまったようです。

 風変わりな女性アルゼンチンババアことユリを演ずるのは鈴木京香。手入れをしてなさそうなほどぼさぼさに伸ばした白髪まじりの髪。たしかに世捨て人であるかのようなその風貌からはババアと呼ばれるにふさわしいエッセンスが詰め込まれているのですが、設定では50歳くらいなのに、やはり若さは隠しきれない。それもハチミツ効果だと言われればそれまでなのですが、顔全体や唇の艶と髪がアンバランスなのです。それでも役所広司と並ぶと妙にマッチしていたため、よき熟年カップルぶりを堪能(?)できました。

 よしもとばななの原作は読んだことないのですが(というより、彼の作品は一冊も読んだことがない)、この映画に関しては設定だけはとても個性的で、慣れてくると平凡な家族愛としてしか感じられなくなってしまう。そんな中でも、一人の人間が生きていくことの大切さと子は親があってこその存在であることが感じられる。それは鈴木京香の言葉でも感じられるし、田中直樹の言葉からも感じられ、堀北真希をほったらかしにした役所広司の態度はそれを弁証法的に検証しているかのようでもあった。妻を亡くしたばかりの男がすぐに別の女性を愛することができるかという心理にしたって、森下愛子が自分の浮気癖を棚上げした再帰的検証によって納得させられている。

 などとわけのわからぬことを考えるよりも、身内の死から逃げ出したかった男にありがちな弱さを見せつけられただけ。「わかる、わかる」と共感して、独特な雰囲気を持った映像を楽しめたので満足です。カメラワークでは特に4人で囲んでラーメンを食べるシーンなんてのは印象に残りますし、舞台となったあの屋敷が脳裏に焼きついてしまいました。アルゼンチンタンゴを踊るシーンもよかったのですが、役所広司のダンスをメインにしなかったのは『Shall We ダンス?』とダブってしまうからなのか・・・音楽も周防義和だし。

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kossy