ビギナーズ

劇場公開日:2022年8月5日

解説・あらすじ

映画「セックス・ピストルズ グレート・ロックンロール・スウィンドル」や、デビッド・ボウイ、ローリング・ストーンズら数々のアーティストのミュージックビデオを手がけたジュリアン・テンプル監督がミュージカル風に撮りあげた群像劇。

1958年、ロンドン。カメラマン志望の青年コリンとデザイナーを目指す恋人スゼットは、ふとしたことからケンカをしてしまう。スゼットは大物デザイナーと婚約し、傷心のコリンは広告業界のベンディスの力添えを得てカメラマンとして成功していく。そんな中、コリンが暮らすリトル・ナポリ地区の買収が暴動に発展する。

バンド「エイス・ワンダー」のボーカルとしてデビューしたばかりのパッツィ・ケンジットがスゼット役で初々しい歌声を披露したほか、デビッド・ボウイ、シャーデーら1980年代イギリスを代表するアーティストたちが出演。

1986年製作/107分/イギリス
原題または英題:Absolute Beginners
配給:ハーク
劇場公開日:2022年8月5日

その他の公開日:1986年(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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映画レビュー

2.0壮大なミュージックビデオ

2025年6月30日
PCから投稿

見どころはデビッド・ボウイが出ている。そしてSadeの姐さんが粘っこく歌っている。さらにエイス・ワンダーのVo.パッツィ・ケンジットが出演しているところ。

舞台はまもなく'60年代にはいろうとするロンドン(ロケは野外スタジオか何か)カラフルな衣装や車を再現している。監督はミュージックビデオ専門ということで一部のシーンをまとめる事は出来ても、ドラマの演出は素人。ジャズとロックンロールとファッションの入れ替わりの時代をコメディタッチで作っている。

オープニングシーンは長過ぎて10分で終わっても良いくらいに感じた。時代を代表する様なクール(恐らくマイルス・デイヴィスがモデル)やベスパ、ロングスカートからミニスカートへの転換期を思わせる場面などがある。パッツィ・ケンジットは'60年代に登場する女性をイメージしているのか、フランス系のモデルや、B.B、ジェーン・フォンダなどなど、物語の設定時期よりも少し先の未来を思わせる雰囲気だ。

最初から最後まで皆で踊っている印象しか残らないのがいけません。結論は、この監督に長編は無理だったか知れない。追加のミュージシャンを登場させ、それぞれ主演の15分くらいの短編ドラマを何本かつなぎ合わせれば…まだ良いかな?と勝手に思ってしまう。

Sadeの姐さんの歌、もっと聴きたかった。

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星組

4.5タイトルなし(ネタバレ)

2024年7月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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マサシ

3.0ロックっぽい、明るく陽気なミュージカル

2022年8月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

まあまあ、です。

ミュージカル調の青春映画でしょうか。

でも『フットルース』みたいな必見レベルじゃないです。

明るく陽気ながら、差別問題も取り上げてます。

監督のジュリアン・テンプルって、きっと明るく陽気で心優しい人なんだろうな~。

分からないけど(笑)

デヴィッド・ボウイ、レイ・デイヴィス、テンポール・チューダー、が出てます。

『ラストナイト・イン・ソーホー』観てから気になる、サンディ・ショーも。

音楽ファンは観てもいいかも。

ソーホーが舞台だけど、明るくポップなソーホーになってます(笑)

ソーホーは『ラストナイト・イン・ソーホー』の方が好きです(笑)

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RAIN DOG

1.0一番の初心者は監督自身

2020年12月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

ファッション雑誌から切り取られたような映像のLOOKに80年代ニューウェイブ臭プンプンな雰囲気、ノレないミュージカルと音楽が絶望的。

本作では脱がないが「リーサル・ウェポン2」では潔いヒロイン、顔はフケた50年代風なルックスの主人公、無駄遣いが目立つデヴィッド・ボウイが滑稽で。

ジュノー・テンプルのお父さん、ピストルズやPUNKのドキュメントで十分、モッズやロッカーズ、ましてやスキンズも存在しない代わりのテッズが人種差別の代表キャラとして、燃え盛るピアノから「火の玉ロック」が流れ"ジェリー・リー・ルイス"は黒人嫌いじゃないから。

音楽に強い筈の監督が長編映画を撮ったら「ウェスト・サイド物語」と「ストリート・オブ・ファイヤー」をゴチャ混ぜに、全然イケてない作品を作り上げてしまった。

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万年 東一