ニキータ
劇場公開日 1991年1月12日
解説
警官を射殺して捕らえられた麻薬中毒の少女ニキータは、政府の秘密機関に属する暗殺者になることを迫られる。3年後、特訓の末にプロの殺し屋になった彼女は恋に落ち、幸せな日々を望んで苦悩するのだった。監督は、「レオン」「フィフス・エレメント」のリュック・ベッソン。出演は、ニキータを演じ、当時、ベッソンの妻であったアンヌ・パリローほか、ジャン=ユーグ・アングラードジャン・レノなど。1993年にはブリジット・フォンダ主演のハリウッドリメイク版「アサシン」も作られ、1997年にカナダで、2010年にアメリカでそれぞれテレビシリーズも製作された。
1990年製作/117分/フランス
原題:Nikita
配給:日本ヘラルド映画
スタッフ・キャスト
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恋愛部分を強調したいのかもしれませんが、そもそも凶悪殺人犯なのでイマイチ感情移入しがたいです。レオンの方が刹那的で哀愁感じましたが、こっちもそこそこスタイリッシュで後引き感はあります。ただ、こういう終わり方は好きな人もいるんでしょうが私はめんどくさい。
2021年8月29日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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古典的なスパイ作品でのスパイの活動様式を実際のスパイもそんなことしてるんだろかと興味深く鑑賞した。パッケージには「過激な純愛映画」とあるが、たしかに純愛だが、それを物語として描けているとは思えず(描いているのは仕事内容と葛藤であり愛は描けていない)。ニキータがラストで魅せる感情的表現は典型的な感情的で純粋な女性である点について、最初の破天荒溌剌、芯のある彼女の本質から一般化されてしまっているように感じられてしまい、そこがマイナス。
2021年8月8日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波
アメリカやイギリスの破壊工作員物には見られない、ある意味韓国映画に通じるような情に支配されたストーリーは活劇を期待すると肩透かし。しかし見終わった後に複雑にかつ繊細に張り巡らされた男と女の機微が尋常ではない設定の中でほんのりとエスプリのように浮かび上がる。見終わった後にこそしっとりと胸の奥に届くとてもウエットなものを見事に描いている。映画としての完成度がもう少し欲しいところではあるが・・
2021年7月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波
午後ロードで見たので、ちょこちょこカットされているのだろうが、終わり方が尻切れトンボのようだった。
手紙があったというのに、破って捨てたとか。
互いに寂しくなるな、で終わり。
ニキータがもう人を殺したくないというのに始末屋が暴走していく。でも大使館の駐車場の壁があんなに薄いのか?
車で突入して外に出られるって、何?
リメイク版でも疑問なのが、オープニングで引きずっていく人間?人形?あれはなんなんだ。
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