突撃隊
劇場公開日:1962年8月
解説
1944年、ドイツ・ジークフリート線で待機中の米軍部隊に、上官に背いたかどで降格させられた兵士リースが配属される。やがてリースたちの隊に出動命令が。彼らは援軍が到着するまでわずかな戦力で陣地を守らなくてはならなかった。その後、ドイツ軍の襲撃に応戦したものの、兵を取り逃がしてしまう。リースは敵に奇襲を仕掛けることを主張するが……。
1962年製作/90分/アメリカ
原題または英題:Hell is for Heroes
劇場公開日:1962年8月
劇場公開日:1962年8月
1944年、ドイツ・ジークフリート線で待機中の米軍部隊に、上官に背いたかどで降格させられた兵士リースが配属される。やがてリースたちの隊に出動命令が。彼らは援軍が到着するまでわずかな戦力で陣地を守らなくてはならなかった。その後、ドイツ軍の襲撃に応戦したものの、兵を取り逃がしてしまう。リースは敵に奇襲を仕掛けることを主張するが……。
1962年製作/90分/アメリカ
原題または英題:Hell is for Heroes
劇場公開日:1962年8月
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2011年9月6日コンバットは小学生になる前から、見ていた。たから『コンバット』でいつも聞いていたバックミュージック(コンバットマーチではない)と思った。テレビシリーズは1962年から始まるので、この映画はパイロットフィルムと感じてしまう程、『コンバット』に似ている。察するに、マックイーンやイーストウッドはテレビ出身。俳優の価値もそう見られていたはずだ。だから、ドン・シーゲル監督も同じ穴のムジナなのだろう。テレビを意識したこんな映画が作られてしまったと思う。だから『コンバット』の方が面白い。
1958年から始まったテレビシリーズの「拳銃無宿」で初めて主演し、プチブレイク
1960年の公開の大ヒット作「荒野の七人」に抜擢
1961年は「ガールハント」で映画初主演
1962年6月、本作公開
その年の9月には英国映画「戦う翼」公開
翌1963年7月「大脱走」公開
スティーブ・マックイーンはこの大脱走で大ブレイクしてスーパースターになる
時系列はこうなる
さて、本作
全くつまらない
マックイーンの魅力は何も発揮されていない
お話もつまらない
ジェームズ・コバーンも脇役で出演しているが、これも全く魅力を引き出せていない
監督はドン・シーゲルなのに、ここまで酷いとはと疑問に思ったら、ピンチヒッターでメガホンを取ったとのこと
初めは原作者が脚本も、製作、監督までしていたが、マックイーンとぶつかりって降板したという
こんなつまらない映画あるかよ!と多分マックイーンなら俺は降りると揉めた末に映画会社の取りなしでこういうことになったのだろう
マックイーンの大ファン、彼の映画は全部み観たい
そのような方でない限り観る値打ちはない
僅か5人の分隊がドイツ軍と対戦する戦争アクション映画で、前半がTVドラマ「コンバット」を連想させる。ポーランド人が兵隊に加わり、ジープで移動中の記録係も加わるまでは、前線の緊張感はない。後半は中隊が参加して激しい戦闘シーンの連続でたたみかけるも、実写の記録フィルムをインサート使用して迫力が削がれる。スティーブ・マックイーンは、アフリカで活躍したが素行に問題があるアウトローの設定で、充分役柄を演じている。マックイーンが主演でなければ、映画そのものの魅力も大部落ちたと思える脚本だ。上官の命令に背き突撃を強行して仲間二人を失うことから、軍法会議の処分を告げられる。その翌朝先頭を切って突撃するマックイーンは、負傷しても敵のトーチカに爆弾もろとも身を投じ犠牲となる。軍内部の組織力と一兵士のヒロイズムを描くが、まとめきれずに終わる。このような戦闘の集積が戦争なのかも知れないが、主題が解らない。