テレフォン

解説

 冷戦時代、KGBは電話による指令で破壊活動を行なうように洗脳した51人の工作員をアメリカに送り込んでいた。その51人の情報を握ったKGBのダルチムスキーがアメリカに潜入し、テロ行為を開始。KGB本部はこの事態を収拾するため、ダルチムスキー殺害を計画し、ボルゾフ少佐をアメリカに派遣する。ボルゾフは同局員のバーバラとともにダルチムスキーを追うが……。巨匠ドン・シーゲル監督とチャールズ・ブロンソンが組んだスパイ・アクション。

1977年製作/102分/アメリカ
原題または英題:Telefon

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映画レビュー

4.0良くも悪くもB級の佳作

2023年5月18日
PCから投稿

シーゲル選手はハリー・キャラハンの通り、B級の巨匠です。大作や問題作は似合わない。
これもマンダム君を主演にテンポ重視で話がポンポン進んで快適。
昭和30-40年代の日本映画黄金時代の時代劇や任侠、喜劇シリーズを量産していた東映や東宝の職人監督的ですね。

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越後屋

3.5脚本は粗いがそこそこ楽しめた

2019年8月26日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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Cape God

2.5sleeper agents

2019年7月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

冷戦時代、核戦争に対抗すべくKGBが巧妙に仕込んでおいた秘密作戦は、普段は米国民間人として暮らすスパイ達にRobert Frostの詩を聞かせると、暗示にかかり予め訓練され与えられていたテロ任務を遂行する…というもの。20年近く経て緊張緩和となった今、スパイ名簿を盗んだ何者かがスパイを使って意味不明なテロを始めてしまい、米国を刺激しないようにと主人公Borzov少佐が1人モスクワから送り込まれます。

テロの対象そのものが古過ぎてしまい、米国も分析に手こずるというのがミソですね。

ドラえもんの暗記パンも、多分杉下右京さんもビックリな少佐の記憶力。片っ端から新聞を読み漁ってテレビを見るという情報収集、女性が媚びたりセクハラに喜んだりする描写や、手動のミサイル照準、車が随分と脆そうな辺りに時代を感じます。

爆発やらヘリコプターやらお金をかけている割に大味な感じですが、最後追い詰める所はサスペンスフルで良かったです。

反融和以外の犯人の動機がいまいち。単に自己顕示欲が強いのかしら。

コンピューター並みに賢いリケジョなPuttermanがとても良かった。

KGB組織内でも英語…なのは良しとして、最後のオチがまさかと思ったそのまさかで。もう少し渋く決めてもらいたかった…。

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everglaze

3.5おードンシゲ監督作品か、やっぱダーティーハリーっぽくてカッコいい。...

2018年9月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

おードンシゲ監督作品か、やっぱダーティーハリーっぽくてカッコいい。うーんマンダムとも組んでたんですね。
本当にありそう、ソ連の催眠テロ、今なら中東か。最後までハラハラできるスリリングな展開がGOOD。パートナーの女性も美しい、が、個人的にはハリー3の女性相棒タイン・デイリーの出演が嬉しかった。またハリー・キャラハンに会いたくなって来た(笑)

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はむひろみ