アヒルと鴨のコインロッカー

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劇場公開日:

解説・あらすじ

人気作家・伊坂幸太郎の同名小説を、「ルート225」の中村義洋監督が映画化した青春ミステリー。大学入学のため仙台に引越してきた椎名は、隣人の河崎から奇妙な計画を持ちかけられる。同じアパートで暮らす引きこもりの留学生ドルジに広辞苑を贈るため、書店を襲撃しようというのだ。椎名は誘いを断りきれず本屋襲撃を手伝うハメになるが、この計画の裏には河崎とドルジ、そしてドルジの彼女で河崎の元恋人・琴美をめぐる切ない物語が隠されていた。

2006年製作/110分/日本
配給:ザナドゥー
劇場公開日:2007年6月23日

スタッフ・キャスト

監督
原作
伊坂幸太郎
脚本
中村義洋
鈴木謙一
エグゼクティブプロデューサー
宮下昌幸
プロデューサー
宇田川寧
遠藤日登思
アソシエイトプロデューサー
石田雄治
撮影
小松高志
照明
松岡泰彦
録音
高野泰雄
美術
林千奈
スタイリスト
小林身和子
ヘアメイク
酒井夢月
編集
大畑英亮
音響効果
佐々木英世
音楽
菊池幸夫
音楽プロデューサー
佐々木次彦
主題歌
ボブ・ディラン
視覚効果
橋本満明
助監督
平林克理
キャスティング
田畑利江
ラインプロディーサー
氏家英樹
制作担当
曽根晋
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映画評論

映画レビュー

4.5騙される快感と余韻を残す物語

2025年6月9日
Androidアプリから投稿

騙される快感と余韻を残す物語が、観た人の頭にこびりつくであろう一本!

アパートに引っ越してきた大学生・椎名
ボブ・ディランの『風に吹かれて』を口ずさんでいると「ディランが好きなのか?」と隣人に声をかけられる

同世代くらいに見える彼は唐突に「広辞苑を手に入れたいから本屋を襲うのを手伝ってくれ」と言い始める

ヤバい奴だと一旦は逃げ出す椎名だが、巻き込まれるように本屋襲撃に加担してしまう椎名

成功したかに思えたが椎名は見つける

「これ広辞苑じゃない。広辞林じゃないか!」

あらすじにしてしまうコントかと思うような導入だが、ここからの展開や随所の会話の妙がなんとも見事なのだ

長く活躍し続ける二人のことを書くのも今更だが主人公・濱田岳と隣人・永山瑛太の演技も素晴らしい

「あ~、この人は流されて本屋強盗手伝っちゃいそうだなぁ」という説得力がある

もっと語りたいが、個人的にネタバレし過ぎる感想は避けているのでこの辺りでやめておこうと思う
もどかしい。ぜひ見てほしい

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作務衣もん

3.5「フィッシュ・ストーリー」から流れてきて鑑賞。 面白いような面白く...

2025年6月8日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

「フィッシュ・ストーリー」から流れてきて鑑賞。
面白いような面白くないような。
「フィッシュ・ストーリー」と同じような感覚が残る。
原作を読んだことがないけど、叙述のテクニックが上手いのか?

なぜかもう一度最初から見たくなる不思議な映画。

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hato

4.0久々の邦画、あたりだった。 いったいどっちが嘘つきなんだ?序盤は突...

2025年6月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

久々の邦画、あたりだった。
いったいどっちが嘘つきなんだ?序盤は突拍子のない話からのミステリー仕立て。もう話に飲み込まれていきます。ところどころで笑えるのも素敵です。
そして一転、なんとも言えぬ切ない展開。原作がしっかりしているのでしょう。さすがは伊坂幸太郎。俄然、原作に触れたくなります。
伊坂幸太郎作品の映画、他作も見てみたい。

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はむひろみ

4.0前半は掴みどころがなく、後半一気にハマれる

2025年5月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

ずっとチェックリストに入っていた映画。
何故か、コインロッカーに赤ちゃんを遺棄するような重苦しい映画だと思っていました。全然違うのでご安心ください。

瑛太さんと濱田さんの作り出す雰囲気がソフトでおしゃれ。松田龍平さんの独特の雰囲気も味があって良かったです。

この映画は事前にリサーチしないで観た方が絶対に楽しめるので、多くは書きません。
後半きちんと面白くなるので、前半だるいとこは辛抱してください。

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SING SING

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