インランド・エンパイア

劇場公開日:

解説・あらすじ

鬼才デビッド・リンチが「マルホランド・ドライブ」以来5年ぶりに放つ長編映画。ポーランド映画「47」のリメイク「暗い明日の空の上で」に出演することになった女優のニッキー。相手役の男優と私生活でも関係を持つようになった彼女は、次第に現実と映画の区別がつかなくなり……。ニッキーの私生活と劇中映画、ロスト・ガールや謎のウサギ人間など、いくつもの世界が複雑に絡み合い、前作にもまして不条理なリンチ・ワールドが展開していく。

2006年製作/180分/アメリカ
原題または英題:Inland Empire
配給:角川映画
劇場公開日:2007年7月21日

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映画レビュー

5.0映画監督 David Lynch 旅立つ

2025年2月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

A24の映像作品が世界を席巻していますが 🤔                           David Lynchは名前だけでも客を呼べる数少ない映像作家のひとりです。 (他に該当するのは Stanley Kubrick Francis Ford Coppola など)                      奇才? 自己満足? show businessの柵に囚われず自分のStyleを貫きました。 彼の作品は難解で知られています。😱😭                                とくに「Inland Empire」に至っては複数の物語が交錯して全体像が今一つ解らない。トラブルに見舞われた女性の話 現実・回想が入り乱れている。🤔🧐説明的な描写は一切無い。              ただし、この作品は上映時間3時間で気が滅入るほどの長さですが頑張って耐え抜けば後はもう自分の感性に合わない映画に遭遇したとしても すんなり対応出来るそのような効能があります。🤣        「Inland Empire」を初めて鑑賞したのは東京 恵比寿ガーデンプレイスの中にある映画館です。      late showでした。強烈で凄い映画を観たけれども内容が理解出来ない 脱力? 虚無? 不思議な余韻に浸りながら帰路に就く 良き思い出でのひとつですね。何枚かBlu-ray Discを持っていますが mini theaterを中心に再上映が始まったら観に行きたいです。

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麻婆春雨と担々麺 大盛

4.5わからないものをそのままにしておいて、時間が経ってもう一度見ること...

2019年2月19日
iPhoneアプリから投稿

わからないものをそのままにしておいて、時間が経ってもう一度見ることにしよう。それを繰り返そう。

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ほぼぼーぼぼーぼぼ

3.0暗い明日は昨日の今日か?ミコちゃんキュート

2019年2月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 リンチ・ワールドにやられてしまった。何をやられたかというと、わけがわからなかったということだ・・・。『マルホランド・ドライブ』では2度観ると、“青い箱”を境にして現在と過去の繋がりがわかるようになっていました。しかし、今作でははっきりしているキーアイテムがない!ウサギ人間の舞台と“AXX・・”と書かれた境界壁のような気もするが、詳細はリンチ・マニアの方に訊いてみるしかない。

 最初の近所に引っ越してきたおばちゃん(グレイス・サブリスキー)の意味深な言葉のために、劇中劇の形を取るパラレルワールドよりもローラ・ダーンがタイムスリップした設定だと思い込んでしまったのが失敗の一因。「映画と同じだわ」というローラ・ダーンの声によって、ようやく映画内映画なのだと気づいてしまったのです。しかし、何かある。ドライバーというキーアイテムと、「映画では殺人事件は起きない」という言葉に相反するように「オリジナルは主演の2人が撮影中に殺され未完の作品となった」という監督(ジェレミー・アイアンズ)の言葉。コレがなかなか有機的に結びつかなく感じてしまい、映画と同じように不倫するに至っては、観ているコチラまでが区別つかなくなってくる・・・。

 有機的といえば、なぜか日本人の裕木奈江が出ていた。人が刺され、今にも死にそうだというのに、しきりに友達の話に夢中になってしまう役だ。ホームレスの特権か?笑っていいのか?というより、もう映画も終盤だぞ!理解できぬまま、その話に登場するミコちゃんを見てみたくなる。売春のやりすぎで子宮壁に穴があいているらしいし、彼女も死にそうなのか?エンドロールの映像でミコちゃんらしき女の子が登場してホッとしたけど、なんだかハッピーになれる終わり方だった・・・

 理解できなくてもリンチ・ワールドは堪能できる。特にウサギ人間とロストガール。ストーリーに重要な位置を占めない登場人物でも大写しになる顔。悔しいのでもう一度観て理解してやるぞ!と思わせる演出にはなぜか惹かれてしまうのです・・・あぁ、悔しい。

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kossy

4.5AxXO N N←はて?

2017年11月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

知的

そんなモンじゃない!?

ローラ・パーマーのお母さんは意味深で不気味に登場し9時45分とか兎の部屋で電話が繋がるのも兎の部屋で、カットが掛かったから全て撮影している物語かと安心すればラスト約20分のセリフ無しでの映像が不可解に難解に不可思議に不穏に謎だらけに!?

コレがD・リンチの頭の中なのかッ!?と難解で意味不明で面白いか?そうでは無いか?その前に本作を好きになれるか?寧ろ嫌いか?

やはりリンチが好きか、ドウか?

唐突に指パッチンから女の子たちのダンスが始まりズゥーっと興奮状態が続いてテンション上がりマクりのエンディングロールで凄まじい!!

こんな内容の映画を三時間にしてしまうリンチはやはり恐ろし過ぎる。

リンチの癖が強いシ!観てる側がクセになる。

個人的にH・D・スタントンが好きでチョイ役だったけれど存在感抜群でみんなから同じ理由で金をカンパして貰うケチな役柄がgood!!

安らかに。

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万年 東一