ホテル・ルワンダ

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劇場公開日:

ホテル・ルワンダ

解説

94年、アフリカのルワンダで民族間の対立が大虐殺に発展し、100日間で100万人もの人々が惨殺さる中、ルワンダの高級ホテルに勤めていた一人の男がホテルに1200人もの人々をかくまってその命を守り抜いた。この実話を「父の祈りを」でアイルランド紛争を描いた脚本家テリー・ジョージが映画化。主演は「トラフィック」のドン・チードル。国連兵士役でニック・ノルティ、報道カメラマン役でホアキン・フェニックスが共演。

2004年製作/122分/イギリス・イタリア・南アフリカ合作
原題または英題:Hotel Rwanda
配給:メディア・スーツ、インターフィルム
劇場公開日:2006年1月14日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第30回 日本アカデミー賞(2007年)

ノミネート

外国作品賞  

第62回 ゴールデングローブ賞(2005年)

ノミネート

最優秀作品賞(ドラマ)  
最優秀主演男優賞(ドラマ) ドン・チードル
最優秀主題歌賞
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映画評論

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映画レビュー

4.5フツ族とツチ族の戦い

2024年5月29日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

興奮

知的

黒人同士の差別。日本以外の外国人は人種が多い分差別したがるのかなぁ?。いや、日本人は又、1つの人種だからか、違う形の人間を見ると怖がるし(笑)。ホテルの支配人の男性がツチ族1200人以上を助けた話。いつの時代も差別は消えねーわ(⁠╥⁠﹏⁠╥⁠)。

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Cinemaオタク女

4.0「私」と「彼ら」をつなぐ力

2024年1月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

「ホテル・ルワンダ」はルワンダ虐殺時、勤務するホテルで何人もの人々を匿った実在の人物のストーリーだ。
歴史上に残る悲惨な出来事をモチーフにした映画は数多く製作されているが、大きく分けて2つのパターンがあると思う。

1つは激動と混乱の中に生まれるドラマ、極限状態での人間性を問う物語。戦争映画は大体これに分類される。
もう1つは世界中にこの事実を伝え、後世の人間として何を学び、いかに行動すべきかを問う物語。実話ベースの映画はこちらに含まれると思っている。
「ホテル・ルワンダ」は間違いなく後者の映画だ。

虐殺の事実、陰惨な光景はぼかすことなく描かれていて、今映し出されている映像はまぎれもなく本当にあった出来事なのだと突きつける。
しかし、ルワンダは遠い。距離的にも心理的にも遠い。自分達と地続きの、同じ時を生きている人だと実感するには、その距離はとても埋めがたい。

そこで私たちと彼らを繋いでくれるのが、ルワンダに滞在していた外国人たちである。取材に来ている記者やカメラマン、赤十字のボランティア、平和維持軍の軍人。
たまたま滞在していた彼らが、私たちとルワンダの架け橋になってくれる。彼らは私たちの代わりに疑問点を訊ねたり、やるせない想いを打ち明けたりしてくれる。
彼らの目線、彼らの振る舞いを通して、私たちはルワンダの人々からそっと手を握られるのだ。「どうかルワンダを思って欲しい」と。

虐殺の存在を知れば、その原因を知りたいと思う。原因を知れば、悲劇を繰り返さない方法を考えようと思うだろう。そうして少しずつでも「私たち」と「彼ら」の距離が近くなれば、世界はルワンダを無視できなくなる。
それはとてもささやかな関係だが、ゼロではない。少なくとも、私には手を握られた感覚があったのだから。

ルワンダだけでなく、今後世界中のどこかで同じような悲劇が起きたとき。きっとこの映画は私たちと世界の架け橋になってくれる。

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つとみ

4.5実話

2023年2月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

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ゆい

5.0主人公の支配人

Mさん
2022年9月30日
Androidアプリから投稿

は、みんなを救おうとするスーパーマンですが、映画では、いろいろ悩んだり、人間らしい弱さを見せます。
ところが、実際の支配人は、そんな姿を全く見せない真のスーパーマンだったそうです。(それでは映画にならないから、人間らしい弱さを脚色したとか)
過激なシーンもありますが、人間の素晴らしさを感じさせる作品です。
私はこの映画を見るまで、「ルワンダ」がどこにあるのか、また、どんなことがあったのか全く知りませんでした。
知ること、知ろうとすることの大切さを学びました。

追記
NHK「なぜ隣人を殺したのか」という番組があった。虐殺の3年後に放送されたものらしい。
見ていて背筋がぞっーとなった。
殺戮を煽ったラジオの恐ろしさを伝える番組だったが、今でも(そして日本でも)充分起こり得ることだと感じた。
背筋が寒くなるような番組だった。

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M