理想の結婚

劇場公開日:

解説

1895年のロンドン、華やかな上流社会。独身生活を謳歌するアーサー卿は、親友の妹との結婚に踏み切れない優柔不断男。ある日、かつてのアーサーの婚約者で今はウィ-ン社交界の華となったチーヴリー夫人がロンドンに戻ってくる。アーサーの友人、ロバート夫妻が催すパーティで夫人は意味深にロバートに接近。それはロバートの過去の秘密をネタに彼を脅迫し、自分が投資している計画を議会で後押しさせるためだった。

1999年製作/100分/イギリス
原題または英題:Oscar Wilde's An Ideal Husband
配給:クレストインターナショナル
劇場公開日:2000年2月19日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第57回 ゴールデングローブ賞(2000年)

ノミネート

最優秀主演男優賞(コメディ/ミュージカル) ルパート・エベレット
最優秀主演女優賞(コメディ/ミュージカル) ジュリアン・ムーア
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映画評論

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映画レビュー

3.5俳優陣の好演が輝く、素敵なロマンティック・コメディだ。

2024年12月8日
PCから投稿

オスカー・ワイルドの戯曲『理想の夫』を映画化。いくつか削除や変更が見られるが、原作を尊重して、楽しく軽妙に翻案している。キャスト陣の好演が、この明るく雄弁な会話劇に、大きな魅力を与えている。 心優しく賢明な妻を演じ、実に魅力的なケイト・ブランシェット。一見プレイボーイ、でも誠実な男性を好演したルパート・エヴェレット。根っからの悪人では無い貴婦人を、自然な演技で見せたジュリアン・ムーア。 過去の醜聞に悩むが根は実直なジェレミー・ノーサムや、とにかくチャーミングな(今でいうツンデレかな?)ミニー・ドライヴァーも、役柄に応じた等身大の好演で、本当に味わい深い。 会話中心の映画だが、俳優たちの素晴らしい演技と、機知に富んだ脚本のおかげで、窮屈さやつまらなさとは全く無縁の、軽やかで愛らしいロマンティック・コメディに仕上がっている。

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瀬戸口仁

3.0結婚はこの程度がちょうどいいかも

2024年11月20日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

知的

政治的な野心満々の夫にスキャンダルが迫る。 夫を信じる妻(ケイト・ブランシェット)と愛している男、その男が好きな夫の妹(ミニー・ドライバー)、夫を脅す女(ジュリアン・ムーア)とややこしい人間関係を笑う喜劇。 原作はオスカー・ワイルド、この三人の女優だったらみんなタジタジ。

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いやよセブン

2.0ジュリアン・ムーア

2021年8月20日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 チーヴリー夫人(ムーア)がいい演技です。エヴェレットやジェレミー・ノーザムもいい。しかし、許しあう心の大切さはわかるのだが、あとのストーリーはどうでもよくなる。で、政治を利用して儲けた金はどうなるのよ・・・インサイダー取引なんだから・・・やはり上流社会ものの映画は苦手だ。

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kossy

3.5社交界で繰り広げるコメディ

2020年10月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

はじめは、なんだか不穏なかんじかと思いきや、後半からドタバタコメディになってて、意外と楽しめました〜

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たね