劇場公開日:2002年1月19日
解説
イタリアのナンニ・モレッティ監督が、息子を亡くした精神分析医とその家族の悲しみと再生を温かいまなざしでつづったヒューマンドラマ。
イタリアの小さな港町で精神分析医として働くジョバンニは、妻パオラ、娘イレーネ、息子アンドレアとともに幸せな毎日を過ごしていた。ところがある日、アンドレアがダイビング中の事故で帰らぬ人となり、平穏だった家族の日常は一変。3人はそれぞれ深い悲しみに包まれ、ジョバンニは仕事にも身が入らなくなってしまう。そんな中、家族の前にアリアンナという少女が現れる。彼女は夏休みのキャンプで知り合ったというアンドレアのガールフレンドだった。
モレッティ監督が父ジョバンニ役で自ら主演を務め、ラウラ・モランテが妻パオラ、ジャスミン・トリンカが娘イレーネを演じた。「ライフ・イズ・ビューティフル」のニコラ・ピオバーニが音楽を担当。2001年・第54回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞した。
2001年製作/99分/イタリア
原題または英題:La stanza del figlio
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:2002年1月19日
スタッフ・キャスト
- 監督
- ナンニ・モレッティ
- 製作
- アンジェロ・バルバガッロ
- ナンニ・モレッティ
- 原案
- ナンニ・モレッティ
- 脚本
- リンダ・フェリ
- ナンニ・モレッティ
- ハイドラン・シュリーフ
- 撮影
- ジュゼッペ・ランチ
- 美術
- ジャンカルロ・バージリ
- 衣装
- マリア・リータ・バルベラ
- 編集
- エズメラルダ・カラブリア
- 音楽
- ニコラ・ピオバーニ