仄暗い水の底から

劇場公開日:

解説

「リング」で大ブームを起こした原作者と監督のコンビが再びホラーに挑んだ話題作。主演の黒木瞳はホラー映画初挑戦。テーマが「母性」だけに、結末で感動を呼んでいる。
離婚によって新生活を始めることになった淑美と娘の郁子。だが、夫と親権争いに巻き込まれ、引っ越したマンションでは不可解な足音や水漏れに悩まされる。そして郁子が拾ってきた子供用のバッグから、未解決の幼女失踪事件の事実が浮かび上がる。

2002年製作/101分/日本
配給:東宝
劇場公開日:2002年1月19日

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映画評論

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映画レビュー

1.0根本的な部分でイライラ

2024年11月5日
PCから投稿

基本的に「こっち」の世界では私たちの方が「あっち」側の者(霊)より有利だし強いと思っている。給水タンクで溺死した女児の無念と我が子を守らんとする母親の思いが現世で対決した場合果たしてどちらが強いだろうか。何この女簡単に諦めてんの、愛する我が子と自分たちの明日を守るために死に物狂いで戦えよという胸糞悪い後味を残して終わった。

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Smokey

2.0意外と微妙

2024年9月8日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:その他

悲しい

怖い

KADOKAWAの公式YouTubeで無料配信されてたので小さい頃以来の視聴。
有名な割にはこんな映画だったっけ?って感想🤔
お母さんはなぜに連れていかれたのか?
残されたいくちゃんが可哀想すぎる。
そもそも泥だらけ?の女の子のお化けってなんか安っぽすぎないかな?

また年齢重ねたら観てみようかな👍

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うさぎどん

5.0言外の「嫌さ」すら見せつける職人芸のカット構成

2024年6月25日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

原作はごくあっけない短編ですが、その映像化作品としては過不足を感じません。
原作者の「水嫌い」と「人間不信」が遺憾無く汲み取られています。
カメラワークがとにかく巧みで、言外の「嫌さ」にもピントが合っています。

要約するなら主題は「孤独」です。
いわゆるシングルマザーの生活が、最も「都合の悪い」仕方で侵されていきます。
「理解されなさ」と「理解できなさ」の板挟みに追い詰められます。

もちろん幽霊も出てくるのですが、
こともあろうに幽霊も不都合な成り行きを手助けします。
「こともあろうに」が全部起こる。立て続けに起こるので圧倒される。

「実社会的な不都合」が超自然的な恐怖を補強するのではなく、
むしろ超自然的な恐怖が「実社会的な不都合」の延長に位置付けられます。

終盤にかけてはB級っぽい演出が若干目につきますが、
それでも雰囲気の連続性は失われておらず、見事な統率です。

主要キャスト陣の名演と妥協の無いカット構成、
何度でも見返すことのできる珠玉の一作だと思います。

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ビスコット

3.0母の愛

2024年6月14日
Androidアプリから投稿
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ゆかした

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