ゲット・リッチ・オア・ダイ・トライン

劇場公開日:

解説

「父の祈りを」「イン・アメリカ 三つの小さな願いごと」の名匠ジム・シェリダンが、ヒップホップ界のスーパースター“50セント”の半自伝的物語を、50セント本人の主演で映画化。ニューヨーク・クイーンズを舞台に、父親を知らず、母親も亡くした少年の成長と挫折、そしてヒップホップ界のスターとして羽ばたくまでを描く。共演は「クラッシュ」のテレンス・ハワードほか。

2005年製作/117分/アメリカ
原題または英題:Get Rich or Die Tryin'
配給:UIP
劇場公開日:2006年6月17日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画評論

フォトギャラリー

  • 画像1

(C)2005 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

映画レビュー

3.5一気に観れる

2023年6月11日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

ラップには興味ないけど、「闇」で育ったカーティス・“50セント”・ジャクソンが、どうやって成功を掴んだのか知りたくて拝見することにしました。  母親が何故ドラッグの売人、そして多くの男と関係を持つ生き方をしていたのか...それは描かれていない。おそらくになってしまうけど、黒人という人種差別から貧困に悩んでいたのだろう。  内容はよくある話ではあります。しかし、これが実話なら、そして彼のファンなら観る眼は大きく違うはずです。名前しか知らない私でも、テンポよくわかりやすい展開はダレルことなく一気に観れました。  ヤクで「金・女・車...」全てを手に入れたが、何かが足りないと思いながら過ごす主人公。大好きなラッパーになるにしても簡単に足を洗えるものなのか、そこが見所でしょう。  監獄暮らしの最中、カミソリ?が牢屋に投げ込まれるシーンがある。「お前は社会にとって迷惑な存在だ。死んでくれ」--- そんな意味合いがある場所だ。そこで奮起したのが素晴らしい!一般人でもいつ本気で改心しようと思えるか、早いに越したことはないけど、人は金銭とか待遇に余裕があると甘えてしまう・・・映画とは関係ないけど自分の本気度について考えさせられた。 全体的には善き仲間に恵まれ、奇跡的に足を洗えた印象を持った。 カタギに戻るって、やっぱり難しいもんなんだろうなぁと。 ---印象に残ったこと--- ・「稼ぎ時は毎月1日と15日。生活保護の支給日だ」 →何とも切ない現実味があるセリフだった ・「俺はいつも正しいんだ。間違ってる時でも結局は正しい。確かに今は間違ってても結局は正しい」 →ラップではありません(苦笑) ちゃんとしたセリフですが、何かわかる気がした。場の雰囲気を気にして上手く言えなくても「言っておきたい気持ち」「絶対に自信があるんだ」ということを!! 仕事場で言える勇気がほしいなぁ~。 ・主人公を可愛がっていた、そして親との恋愛、「ボス代理」は何か慕われていない印象 →切ない終焉としか言いようがない・・・。  全体的には場面が豊富で良かったと思いますが、ケチを付ければ感動作なのでもう少し情や葛藤といった苦しみを描いたシーンがあってもいいかと思いました。そして、もう一つの楽しみだったボス役のビル・デュークは、出番少な目だったのが残念ではある。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
はむちん2

2.5オラオラ系の生真面目な部分

2021年4月12日
PCから投稿

と、ラップによる「荒れたストリートと、貧困からの脱出」がテーマ。ある意味、『8マイル』の「二匹目のドジョウ」。実話ベースなんやろうけど、一方で、何か「リアルな部分がスポイルされてる」みたいなんも感じたかな。 50セントの半生をベースにした作品なので、ある程度、筋の組み立てに必然性はあるし、ラストを除けば、そう無茶苦茶なストーリーではないけど、全編通して「50セントが"紳士的過ぎ"かな」的印象。実際には、もっと「放送禁止用語」とかも言ってたやろうし。 ギャングスタ・ラップも「露悪趣味」をやり過ぎると、かえってリアルじゃなくなって、「フィクション」になるけど、この映画は逆に、50セントの「尖ってる部分」が、大分マイルド化されてて、代わりに「真面目な部分ばかりが強調されてる」感。ので、この辺り若干、リアルじゃない感じがした。 後、個人的には、ミックス・テープを捌いて、レーベル契約を結ぶシーンや、ドレーとかが登場するシーンも、描いて欲しかったかな、と。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
Ezy Ryder

3.5Gangsta rap

2020年3月20日
スマートフォンから投稿

50セントの半生を映画化したリアルストーリー。ヤクの売人、ギャング同士の抗争の話がほとんどで音楽についてはあまり触れていない。 いつでも暴力、罪をきせたり裏切ったりの日常。刑務所内でのちの相棒となるバマに出会う。出所後もギャングスターの頭みたいな奴に付き纏われるが決別。だかしかし、いざこざは終わらない。至近距離から銃弾9発浴びて死にそうになる。死なずに復活。ラッパーとしてステージに立つようになったみたいな終わり方。 ギャングスターラップの歌詞まんまの世界。すごい。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
collectible

他のユーザーは「ゲット・リッチ・オア・ダイ・トライン」以外にこんな作品をCheck-inしています。