四月物語
劇場公開日:1998年3月14日
解説
「Love Letter」「スワロウテイル」の岩井俊二が、本作が映画初主演となる松たか子演じる女子大生の淡い恋心を描いた青春ドラマ。北海道の親元を離れ、大学に通うために上京した卯月。新しい人々との出会いなど小さな冒険の中で、卯月は東京の生活に少しずつ慣れていく。そんな彼女には、憧れの先輩と同じ大学を選んだという人には言えない不純な動機があった。
1998年製作/80分/日本
劇場公開日:1998年3月14日
「Love Letter」「スワロウテイル」の岩井俊二が、本作が映画初主演となる松たか子演じる女子大生の淡い恋心を描いた青春ドラマ。北海道の親元を離れ、大学に通うために上京した卯月。新しい人々との出会いなど小さな冒険の中で、卯月は東京の生活に少しずつ慣れていく。そんな彼女には、憧れの先輩と同じ大学を選んだという人には言えない不純な動機があった。
1998年製作/80分/日本
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2019年12月19日■東京の大学に通うため、北海道から上京した卯月(松たか子)は、小さなアパートで初めての一人暮らしを始める。
個性的なアパートの隣人、大学のフィッシングサークル仲間らと触れ合ううちに東京での生活にも慣れていくが、そんなある日、卯月は高校時代に憧れていた山崎(田辺誠一)と再会する。
◆感想
・大袈裟なストーリー展開がある訳ではないが、好きだった山崎先輩を追って、武蔵野大学に頑張って合格した卯月を演じる松たか子さんの、今と変わらない初々しさが良い。
・卯月が北海道から上京するシーンでは、”本当のお父さん”が、お父さんを演じているのも、何だか良いなあ。
・卯月が映画館で観ている「生きていた信長」もアクセントとして、効果的である。
ー 良く見たら、信長を江口洋介が演じている。「生きていた信長」も映画にしたら面白そうだなあ・・。>
<自分が、大学に入学したころのドキドキ感を思い出してしまった作品である。私が卒業した小学校にも、”武蔵野”と言う名前が付いていたなあ‥。(遠い目)>
一人暮らしの女子大生のただの日常。なにかあるわけでもない。
映画にする意味よ。ただの一般人の日常を見てる感じ。それが松たか子ってだけの話。
観る必要性はないでしょう。
進学を契機に上京したときの、そこはかとない万能感を孕んだ始まりの予感。自転車を買う気持ちってすごいわかる。なんか簡単に征服できそうな気がするんだよなあ。東京って。狭いし。起伏ないし。でも実際はそんなこと全然なくて、武蔵野からだったらせいぜい八王子くらいが限界だと思う。東京は普通に広い。
大学に入って一番最初の自己紹介、嫌だったな。自分は高校では◯◯をしてて◯◯が趣味で受験方式は◯◯で…みたいな。こっちは◯◯にとりあえず代入する何かを考えるので精一杯なのに、東京慣れしてる人たちは歌でも歌うみたいに朗々と。そいつらだけでアレは良いとかコレは悪いとか独自の世界ができあがってて、こっちには北海道って寒いの?みたいな定型的な質問がたまにお情けで向けられるだけ。
東京って怖いな、みたいな素朴な恐怖がこのへんで生まれる。一人暮らしなんかしてるとこの恐怖が際限なく大きくなってくから、読書とか電話とか隣人とか、そういうノイズで誤魔化すしかない。万能感なんかとっくに消えてる。
宙ぶらりんのままフラフラしてテキトーなサークルに無理やり入れられるのもわかる。釣りサークルって絶妙ですよね。公園でルアーの素振りって何の意味があるんだろ。ていうかたいていの大学のサークルには何の意味もない。でもその意味のなさが居心地の良さの正体だったりする。少なくともそこにいる間は何者にもならなくていいから。
1ヶ月もすると自分の周りに起きる良いことと悪いことが同じくらいの比率になってきて、東京の特別さも薄れていく。自分が特別だと感じていた出来事が、実は東京においては普通の出来事に過ぎなかったことを知っていく。東京が生活になっていく。
何も起きない映画、という指摘はとても正しい。本当にその通りだし。この映画が捉えていたのは主人公の心の変化だ。主人公のやわらかい心が、多種多様の些細な出来事を通じて、平坦な生活の重力に耐えられるよう錬磨されていく様子が描かれている。
描き方が少しあざとすぎるんじゃないかという箇所も多いけど、むしろ巧いレトリックだと思う。本当にそのくらいやわらかいんですよ、上京者の四月っていうのは。
松たか子が素晴らしい。岩井の少女の描き方はすごい。桜吹雪のシーン、自転車のシーンが美しい。お父さんとお兄さん。大学に入ったときの甘い青春を重ね合わせる。
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