四月物語のレビュー・感想・評価
全18件を表示
【”愛の奇跡”岩井俊二監督の作品って、何でこんなに透明感に溢れているんだろう。松たか子さんも不老の人だなあ。劇中に流れる曲も品がある、初々しい青春映画である。】
■東京の大学に通うため、北海道から上京した卯月(松たか子)は、小さなアパートで初めての一人暮らしを始める。
個性的なアパートの隣人、大学のフィッシングサークル仲間らと触れ合ううちに東京での生活にも慣れていくが、そんなある日、卯月は高校時代に憧れていた山崎(田辺誠一)と再会する。
◆感想
・大袈裟なストーリー展開がある訳ではないが、好きだった山崎先輩を追って、武蔵野大学に頑張って合格した卯月を演じる松たか子さんの、今と変わらない初々しさが良い。
・卯月が北海道から上京するシーンでは、”本当のお父さん”が、お父さんを演じているのも、何だか良いなあ。
・卯月が映画館で観ている「生きていた信長」もアクセントとして、効果的である。
ー 良く見たら、信長を江口洋介が演じている。「生きていた信長」も映画にしたら面白そうだなあ・・。>
<自分が、大学に入学したころのドキドキ感を思い出してしまった作品である。私が卒業した小学校にも、”武蔵野”と言う名前が付いていたなあ‥。(遠い目)>
松たか子が素晴らしい。岩井の少女の描き方はすごい。桜吹雪のシーン、...
松たか子が素晴らしい。岩井の少女の描き方はすごい。桜吹雪のシーン、自転車のシーンが美しい。お父さんとお兄さん。大学に入ったときの甘い青春を重ね合わせる。
初々しい!かわいい〜!
劇中劇が長い〜!ここで観るのやめようかと思った!
不満はその点くらいで、何も起こらないのに眺めていられます。30代半ば以上限定ですが笑
90年代のリアルさがまんまで、そこが素晴らしいなと思いました。登場する大学生がすごく大学生で、たまらなくよかったです。
今の映画は大学生を20代後半が演じるようになったからでしょうか?大学生が大学生らしくない!
これは初々しい感じが全面に出ていて、こんな感じだったなと懐かしくなりました。
ラストはここで終わりなのー?!という感じでしたが、よかったねぇぇー!とおばちゃん嬉しくなりました。
憧れをパワーに出来るのって素晴らしいですね。私にもそんな才能欲しかったな。
しかし、うまくいったのは卯月がかわいいからだと思わずにはいられませんが、不器用な上京したての大学生が自分なりに奮闘してやっていく姿は心が暖まり応援したくなりました。
90年代いいな、あの時代よかったなと思える映画でした。
松たか子のプロモーションビデオ
初心なほやほや女子大生の上京物語、まるで松たか子のプロモーションビデオ。
特に事件も冒険も無くある種、可愛いお花か猫ちゃんを眺めているだけのような内容だが岩井監督流の松たか子へのラブレターと思えば良いのだろうか。
普通な日常を綺麗に描いている。
もう終わり?ってもうちょっと観たかった感がある。
これくらいがいいのかな。やりすぎの演出もすごくいい。
でもストーリーがゆったりしすぎて、退屈感がある。
最初の家族総出演がちょっと笑った。
冒頭の見送り、さらには桜吹雪と過剰な演出。 慣れない都会で懸命に大...
冒頭の見送り、さらには桜吹雪と過剰な演出。
慣れない都会で懸命に大学生活を送る主人公、それだけでいい。しかし、この健気な主人公は恋を貫く逞しい女の子でもあった。
松たか子が愛らしい。応援したくなります。ずっと見ていられます。ラストの雨に濡れた姿が…やめときます(笑)誰もが彼女に魅了されること間違いなし。
・劇中劇「生きていた信長」が面白そう。
・映画館で近づいてくるおっさんはいい奴なのか?悪い奴なのか?
・釣りは水のあるとこでしようよ。
・高校の屋上、危なすぎ。即刻立入禁止。
わざとらしさが目に付いた
なんだか演出している事柄がことごとく主張しすぎているような印象で、決して過剰とは思わないけれども、色々とわざとらしく感じた。
一つの小さなピュアな4月の感情を非常にうまく表現しているとは思ったけれど、それほど興味はそそられない。
卓越した技量だけが際立って、面白くない。
昭和な青春ラブストーリー
大好きだった先輩の後ろを追って、東京の大学へ入学を果たし、親元を初めて離れて1人暮らし…色々な人との出会い、とうとう憧れの先とfirst impression
淡い恋の予感。
ザ、岩井俊二って感じ。
出た!岩井俊二
たまたまチャンネルを変えたら映っていて(BS)
松たか子があまりにかわいらしかったのでそのまま見ちゃった
なんつことない映画やな・・・と思ってクレジット見たら
「出た!岩井俊二」という感じ
今CMがんがん出るリップヴァンウィンクルがや~~な感じしてて(笑)
この手の感じ、わかるけどね(^_-)。。。
始まりの予感
憧れ
新しい生活
期待と現実
戸惑いと発見
初めて見たのは19歳の時、自分自身も新しい場所で新しい生活を始めた頃だっということもあり、共感まではいかずとも(私は卯月のような純粋な人間ではありませんので)、近い目線で観た記憶があります。
30も半ばになって観ると、少しこそばゆい感じを覚えましたが、シンプルで美しい映像と音楽、若かりし松たか子さんの透き通った存在感、素朴な描写が紡ぎ出す淡い空気は今見ても心地良かったです。
期待と不安が入り混じる新生活を迎える人におススメ。
すごく綺麗な作品。淡い恋心と新生活の初々しさが織り成す桜色の名作。期待と不安が入り混じる新生活を迎える人にはものすごくおススメ。これを見ていると松たか子に惚れる。
全18件を表示