四月物語
劇場公開日:1998年3月14日
解説
「Love Letter」「スワロウテイル」の岩井俊二が、本作が映画初主演となる松たか子演じる女子大生の淡い恋心を描いた青春ドラマ。北海道の親元を離れ、大学に通うために上京した卯月。新しい人々との出会いなど小さな冒険の中で、卯月は東京の生活に少しずつ慣れていく。そんな彼女には、憧れの先輩と同じ大学を選んだという人には言えない不純な動機があった。
1998年製作/80分/日本
劇場公開日:1998年3月14日
劇場公開日:1998年3月14日
「Love Letter」「スワロウテイル」の岩井俊二が、本作が映画初主演となる松たか子演じる女子大生の淡い恋心を描いた青春ドラマ。北海道の親元を離れ、大学に通うために上京した卯月。新しい人々との出会いなど小さな冒険の中で、卯月は東京の生活に少しずつ慣れていく。そんな彼女には、憧れの先輩と同じ大学を選んだという人には言えない不純な動機があった。
1998年製作/80分/日本
劇場公開日:1998年3月14日
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2020年1月9日大学進学は、多くの場合、生まれて初めて独り暮らしを始めるきっかけ-。
当然のこととして、引越しも初めてなら、部屋に納まる荷物の量に見当がつけられないことも、言ってしまえば、ままあること。
所属するサークルを初めて決めるのも、半分どぎまぎ、半分ワクワク。
貧乏学生にはマイカーという訳にもいかないので、自転車を買って行動半径を広げる。
時間はたっぷりあるので、アルバイトで稼ぎまくるのでもなければ、行きつけの古書店を決めて、古本で読書三昧(もちろん、読み終わった本は、またその古書店に持っていって、買い取ってもらう)。
大学も三年次・四年次ともなると、いかに苦労せずに卒業するために必要な単位を揃えるかにだけ腐心するようになってしまい、往時の「フレッシュさ」は欠片(かけら)もなくなってしまったことは、今では思い出です。
高校までは「生徒」という立場で、教員から見れば「まだ子供」という位置付け。
(実際、高校の教員も、自分の担任クラスの生徒を、うちのクラスの「子供たち」という言い方をしたりもする)
しかし、高校三年生と同じ年齢だったとしても、いったん大学に入ってしまえば、その立ち位置は「学生」で、教員たちも、子供という目線では見なくなる-。
そんな境界線に立ったばかりの卯月を、少女・若い女性を描かせたら右に出る者はないともいえる岩井俊二監督ならではの筆致で瑞々しく画き切った一本ともいえそうです。
本作は。
いかにも、ようやく「大人の女性」になりつつあるかのような、はんなりとした色香・雰囲気を湛(たた)えた松たか子さんを主役に据えたことも、キャスティンクとして、最適だったと言えるでしょう。
これも、佳作と評するべきだと思います。
評論子には。
(追記)
当時の評論子ともいえば、半日授業だった土曜日の午後は、そのまま街で過ごして、新宿・歌舞伎町にまだ何軒かはあった映画館を梯子するのが常でしたけれども。
(評論子の人生の中では「第一次」映画ブームともいうべき時期でした。)
名画座で時代劇を鑑賞する卯月の姿に、往時の自分を重ね合わせた評論子でもありました。
ちなみに、卯月が観ていた『生きていた信長』は、DVDの特典映像によると「岩井俊二郎」監督の手になる作品で、本作の作中で使うための撮り下ろしの超短編のようです。
留辺蘂は上川と網走の中間くらいの駅。降りた事は無いが、何回か通り過ぎた。石北本線は我が青春路線。上川へはこの頃(二十世紀後半)まで毎年行っていた。
・大学は単位制ゆえ、クラスは無いと思う
・桜が散る頃に引っ越しと入学は無い
・バス釣りでヘラブナ釣りには嫌われ者
・一般教養で文化人類学?
・第二外国語を入学してから?
・3月の北見地方は雪は無いのだろうか?
・留辺蘂駅は北見市だ
・引っ越しのトラックが旭川ナンバー?
・武蔵◯大学じゃないでしょ
・学食のイメージを駄目にしている
・安土桃山時代って後付名称
色々な矛盾はあるが。
梨園のお嬢様を、家族総出で応援している所が良い。メルヘンだねぇ。どうせ武蔵野を舞台にするなら、やっぱり、東◯女◯大学にして、性的なマイノリティーにした方がもっと彼女のイメージをアップさせたと思うけどね。映画館も阿佐ヶ谷か吉祥寺の映画館の方がメルヘン。
横浜とかもメルヘンだと思うけどね。そう言えば、戸塚区の数少ない友達がこの主演の女優さんのファンで横浜命な男だった。ちょうどこの頃、有隣◯のアルバイトの女性を好きになって結婚した。訳が無い。ウソ。(好きになったのは事実)でも、主演の女優さんに似ている方と結婚した。僕は地獄の低迷期だった。
懐かしくて2回見てしまった。
『卯月物語』僕はもう『如月物語』今年は閏年何んだね。
追記
加藤和彦さんがいいね♥
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松たか子が東京の大学に合格して上京、一人暮らしを始める。
内気で付き合い下手で、お付き合いで入った釣りサークルも面倒に。
実は高校の先輩に憧れてこの大学を受験したのだった。
偶然その先輩がバイトする本屋を見つけ、少し仲良くなれた。
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オープニングで松の実の父と兄がいたので、
もしかしたらこの映画の主人公は松なのかと思ったらその通りだった。
気付く順番が逆ってか?(場)
おれも大学の頃、特に般教の頃は友人がおらんかったし、
付き合いで入ったバレーサークルも面倒で1年で辞めたし、よく似てた。
友達が欲しくて、おとなしそうな隣人を食事に誘って断られたり、
今度は隣人が訪ねて来たがかみ合わなかったり、何となくわかる(場)
地上波放送80分、正味60分の映画。