コーチ・カーター

劇場公開日:2005年8月6日

解説・あらすじ

「セイブ・ザ・ラストダンス」「ネゴシエーター」のトーマス・カーター監督が、99年に実際に高校のバスケットボール・チームで起こった出来事を元に描く感動の実話ストーリー。高校のバスケット・コーチとなったケン・カーターは、チームメンバーの将来を考えて、リーグ戦の2試合を失っても彼らの成績を向上させようとする。カーター役はサミュエル・L・ジャクソン。人気ミュージシャンのアシャンティの映画初出演も話題。

2005年製作/136分/アメリカ
原題または英題:Coach Carter
配給:UIP
劇場公開日:2005年8月6日

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映画レビュー

3.0 【厳しい安西先生】

2025年12月11日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

本当に“スラム街の高校生たちがバスケットをする”。そのリアルさに何度もヒヤヒヤする。実話だからこそ、緊張感が途切れない。
バスケットがどれほど楽しいスポーツなのかは、画面からまっすぐ伝わってくる。本格的なスポーツ映画ではないのに、試合や練習シーンの迫力は痺れるほどだ。
バスケは楽しい。
でも練習は地獄。
そして勝てばもっと楽しい。
そんな当たり前のサイクルが、彼らの人生にも重なる。
ただし、どんなに才能があっても学生である以上「学業」が欠かせない。バスケを武器に大学進学の道が開ける――その現実が、この映画の核心にある。
貧困地域の出身であろうと、努力と実力で未来を切り開くことができる。そこへ導く大人こそ“コーチ”であり、まさに厳しくも愛のある安西先生のような存在だ。
バスケは無限に楽しい。
そこに学業が伴えば無敵。
単純だけど、胸がスカッとするほど力強いテーマを持った作品だった。

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abu

3.5 人生とは

2025年11月8日
iPhoneアプリから投稿

何かの才能があっても人としてしっかりしていなければならない。

中学生の時の部活の先生を思い出した。当時の私には響くことはなかったけど、、

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ひろ

4.5 『コーチ・カーター』|CLOVER代表・大原拓弥が語る「ルールより信頼でチームを動かすリーダー論」

2025年10月28日
PCから投稿
鑑賞方法:その他

映画『コーチ・カーター』は、単なるスポーツ映画ではない。
これは“人が変わる瞬間”を描いた、教育とリーダーシップの物語です。
高校バスケット部の監督として、規律を重んじるカーターが生徒たちに教えたのは、勝つことよりも「自分を律し、仲間を信じること」。その姿勢に、僕は経営にも通じる普遍的な哲学を感じます。

僕が運営する合同会社CLOVERでは、店舗経営や人材育成を通して多くのチームづくりを見てきました。
チームをまとめるうえで大切なのは、ルールではなく“信頼”を育てることです。
ルールで人は動くかもしれませんが、信頼でしか“続ける力”は生まれません。
カーターが生徒たちに「学業を優先せよ」と伝えたように、目の前の結果だけでなく“未来の自分”に責任を持たせる教育こそ、真のリーダーの役割だと感じます。

地方創生や店舗ビジネスの現場でも、チームは人の集合体ではなく“信頼の連鎖”で動いています。
この映画の中で、反発しながらも成長していく生徒たちの姿に、若手起業家や地方の挑戦者たちが重なりました。
リーダーとは、時に嫌われても「信じ続ける人」。その一貫した姿勢こそが、組織を変え、街を変え、日本を元気にしていく力になる。

『コーチ・カーター』は、経営や教育に関わる全ての人に観てほしい作品です。
信頼を軸にしたリーダーシップが、チームと社会の未来を創ります。

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大原拓弥/映画×経営

4.5 師とは…

2025年9月28日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

幸せ

ドキドキ

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KEI