アイランド（2005）

ネバダ州にクローン製造工場があった。
クローンたちは核戦争による放射能汚染で、外には出られないと教えられていた。
これに疑問をもったクローンが二体（ユアン・マクレガー、スカーレット・ヨハンソン）いた。
二人は施設を抜け出し、ロサンゼルスに行く。
マイケル・ベイ監督らしい、アクションシーンを堪能できる。

設定は2019年アメリカ。2005年公開作品。

酷い大気汚染の為、コロニーで暮らす男性リンカーン・６•エコー（ ユアン・マクレガー ）と女性ジョーダン・２・デルタ（ スカーレット・ヨハンソン ）は、ある日、自身の置かれている状況に疑問を抱く。

主演の２人が美しい ✨

脳のシナプス検査シーンが興味深い。

クローンだと、本人と同年齢になってしまうんだっけ 👀？？
… と思ったのは私だけ？ 😆

テレ東を録画にて鑑賞　（吹替版）

臓器移植用に、法を破ってクローンを作る企業。依頼したお金持ちは、高額を支払っているが、詳細は知らない。これは、明らかになった際、誰が責任を取るのだろうか。すでに臓器移植済みだと、クローンは始末されてるから、どうしようもない。問題は、まだ移植の必要がないクローンに、人間としての権利を与えるかどうか、だ。今のところ、こんな問題を検討する必要がないのだが、死にたくない人間がどんなことでもする気になったら、法や倫理を犯してでもやりかねない。そういう「もしも」を考えさせられた。

「わたしを離さないで」と通じる物語だが、文芸的な語りの「わたしを…」と違い、派手なアクションと破壊で、スピーディーな展開だ。本体に成り替わるリンカーンは、本体の財産をそっくり相続できちゃうのか。女優かモデルをしてるジョーダンの本体は、結局死んでしまい、クローンは自分の意思で生きていくのか。クローン製造施設が破壊されておしまい、という終盤は、ちょっと雑だと思った。

たくさんの車が、縦に横に、コロコロ転がり、燃える。クローンと臓器移植という、重くなりがちの話に、スカっとさせる要素を入れるのはバランスがいい。

テレビ東京の放送を録画で。

こういう系の重いネタをど派手なアクションを加えて軽く見せるテクニックが凄い。
そういう意味でもスカーレットヨハンソンの透明感が役柄にピッタリハマってた。