紅の豚

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劇場公開日:

紅の豚

解説

宮崎駿監督、原作、脚本、スタジオジブリ制作による劇場用アニメーション作品。第1次大戦後のイタリア、アドレア海。暴れまわる空賊相手に賞金稼ぎをしているポルコ・ロッソは、自分に魔法をかけて豚の姿になった飛行機乗りだった。ある時、目障りなポルコを倒すため空賊たちがアメリカ人の凄腕パイロット、ドナルド・カーチスを雇い、ポルコは機体の不具合もあって不本意にもカーチスに撃ち落とされてしまう。幼なじみのジーナの心配をよそに、機体の修理のためミラノにいる昔馴染みの飛行機製造工のピッコロを訪ねたポルコは、そこでピッコロの孫娘フィオに出会う。本作の主題歌を歌う加藤登紀子が、ヒロイン・ジーナ役の声優も務めた。

1992年製作/94分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1992年7月18日

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(C)1992 Studio Ghibli・NN

映画レビュー

4.0良い

2024年9月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:その他

興奮

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ななみ

3.5良し悪しは兎も角、CGを合成している事は歴然。 ポリティカルな面で...

2024年8月19日
スマートフォンから投稿
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マサシ

4.0粋な豚と空へ

2024年7月11日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

興奮

もう何度見たかわからないが、歳をとるほどしっくりくるアニメ。
宮崎監督が、好きな飛行機を、メカを存分に動かしまくって楽しんでいるように思える。

子供の頃観たときは、豚が主人公でしかも空を飛ぶという、奇想天外な設定に驚いたが、あまり面白さがわからなかった。これは子供向けの作品ではない。大人向けの作品なのだから仕方がない。

監督は、飛行機を作る会社の一族として生れた。幼い頃から、身近に飛行機があった。この作品は、監督がずっと描きたかったものではないかと想像する。
天空の城ラピュタやハウルの動く城と同じ系譜の作品だと思うが、メッセージ性がほとんど感じられない。空を飛ぶことの素晴らしさ、面白さ、そして儚さ。観て感じたのはそういうことだ。

メカが、まるで生き物のよう。リアリティよりも、躍動感。アニメだからできる表現。宮崎駿の真骨頂。
そして、豚は去り際も美しい。こんなにカッコいい豚はいないぞ。

「飛べない豚はただの豚だ」は映画史に残る名言になったが、個人的には、ピッコロ親父の「さあ、モリモリ食べて、ビシバシ働くぞ」が気に入った。

カッコよくて、ちょっぴり切なくて、元気がでる映画。
さあ、明日もビシバシ働くぞ!

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TS

5.0好きです✈︎空飛ぶ豚が

2024年6月11日
PCから投稿

なんてロマン溢れる物語なんでしょう。
何度観ても、あの空を飛ぶ彼に憧れます。

ところでナゼ豚になった?
豚なら戦争に行かなくていい。
豚として気楽に生きたい。
幼馴染に告白するのが怖い。
謎は多い方が楽しみも長持ちします。

宮崎駿さんはこの作品にどんな意味を込めたのか?
大戦で友を亡くし、唯一生き残った彼の悲しみは、空を飛ぶことで解放されるのでしょうか?それとも、そこに近づくために飛ぶのでしょうか?友人の恋人から離れるためにわざと空の上に行こうとするのでしょうか?ハッピーエンドなのかどうか分からない結末に、観ているこちらも複雑な気持ちになりますが、あの弾け躍る様なフィオのセリフに、沢山の希望を届けてもらっています。

この「紅の豚」は、今からずっと昔の1992年に公開。不思議で壮大な世界ではなく、もしかしたら実際にあったかも知れない、そんな気にさせる物語。子供よりも上の年代なら虜になれるアニメとして色褪せないのは、大人のややこしい秘密のせいなのかも知れません。

青と赤の染みる映画。
大人だから好きですね。

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星組

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