バレリーナ The World of John Wick

劇場公開日:2025年8月22日

解説・あらすじ

キアヌ・リーブス主演の大ヒットアクション「ジョン・ウィック」シリーズのスピンオフ作品。シリーズ第3作「ジョン・ウィック パラベラム」とクロスオーバーしながら、新たな暗殺者の復讐劇を描く。主演は「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」「ブレードランナー 2049」のアナ・デ・アルマス。

伝説の殺し屋ジョン・ウィックを生み出した組織「ルスカ・ロマ」で殺しのテクニックを磨き、暗殺者として認められたイヴは、ある殺しの仕事の中で、亡き父親に関する手がかりをつかむ。父親を殺した暗殺教団の手首にあった傷が、倒した敵にもあったのだ。コンチネンタルホテルの支配人・ウィンストンとその忠実なコンシェルジュのシャロンを頼り、父親の復讐に立ち上がるイヴだったが、教団とルスカ・ロマは、はるか以前から相互不干渉の休戦協定を結んでいた。復讐心に燃えるイヴは立ち止まることなく、教団の拠点にたどり着くが、裏社会の掟を破った彼女の前に、あの伝説の殺し屋が現れる。

アナ・デ・アルマスのほか、「ウォーキング・デッド」のノーマン・リーダス、「ユージュアル・サスぺクツ」のガブリエル・バーンらが新たな顔ぶれとして参加し、キアヌ・リーブス、イアン・マクシェーン、ランス・レディック、アンジェリカ・ヒューストンらシリーズおなじみのキャストも再登場。「ジョン・ウィック」シリーズのチャド・スタエルスキがプロデューサーを務め、「ダイ・ハード4.0」「アンダーワールド」のレン・ワイズマンがメガホンを取った。

2025年製作/125分/R15+/アメリカ
原題または英題:Ballerina
配給:キノフィルムズ
劇場公開日:2025年8月22日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画評論

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8
  • 画像9
  • 画像10
  • 画像11
  • 画像12
  • 画像13
  • 画像14
  • 画像15
  • 画像16
  • 画像17
  • 画像18
  • 画像19
  • 画像20
  • 画像21
  • 画像22
  • 画像23
  • 画像24
  • 画像25
  • 画像26
  • 画像27
  • 画像28
  • 画像29
  • 画像30
  • 画像31
  • 画像32
  • 画像33
  • 画像34
  • 画像35
  • 画像36
  • 画像37
  • 画像38
  • 画像39
  • 画像40

(R), TM & (C) 2025 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.

映画レビュー

4.0 進化したアナ・デ・アルマス、シリーズ本編に負けない迫力で敵を薙ぎ倒す

2025年8月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 2件)
共感した! 48件)
ニコ

4.0 生き残るために全力を尽くすストイックな新米殺し屋

2025年8月31日
PCから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 8件)
村山章

5.0 斬新なアクションシーンの数々は「ジョン・ウィック」シリーズならではで、ラスト30分の展開が特に面白い!

2025年8月24日
スマートフォンから投稿

本作は「ジョン・ウィック」シリーズ劇場版初のスピンオフ作品。本作における時間軸は第3弾「ジョン・ウィック パラベラム」の少し後のようです。
主人公のアナ・デ・アルマス演じる新キャラクター“イヴ”の目線で物語が進行していき、初見でも大丈夫なように描き方が意外と丁寧なので、第3弾の予備知識が無くても楽しめると思います。
本シリーズの面白味の核として、「3人の男を鉛筆1本で殺した」など数々の逸話を持つジョン・ウィックというキャラクターの設定に象徴される独自性があり、身の回りにある“あらゆる物”を武器に変えて暗殺者と死闘を繰り広げる、といったDNAは本作でも健在です。
例えば、武器庫に入ろうと、都合良く使える銃ばかりがあるわけではないでしょう。手榴弾くらいしか使えない場合も当然出てきます。そういったシチュエーションでも、最大限に上手く使いこなすことで、見たことのないリアリティーのあるアクションシーンを生み出しているのです。
物語上の時間と、映画における時間が一致する工夫が見られる終盤の展開は、本シリーズに新たな化学反応を生み出していて純粋に面白い作品です。

コメントする (0件)
共感した! 40件)
細野真宏

4.0 期待を裏切らずシリーズに新風を吹き込ませた快作

2025年8月23日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

まず、監督名を見て驚いた。レン・ワイズマンといえば、かつてよく目にしたものの、ここ数年は映画畑から遠ざかっていた人。確かに彼のアクションは昔からキレがあるし、「ジョン・ウィック」ワールドを拡張させつつ別角度からの新風を吹かせる上で「なるほど」と思わせる人選だ。シリーズの妙味を損なわない語り口や、銃、爆破、炎まで持ち出す緩急抜群のアクションにはワクワクさせられた。ただそれは決して彼だけの功績にあらず。舞台裏ではシリーズを司るチャド・スタエルスキ(本作ではプロデューサー)が自ら追加撮影を行ったとも伝えられ、しっかり手綱を握って軌道修正していた様子が窺える。結果、アナ・デ・アルマスのバレリーナから殺し屋までを網羅する身のこなしといい、その他のキャラの魅せ方、謎の組織のあらまし、そして目の前で起こる状況を通じて主人公が過去の真相を知る構成に至るまで、期待を裏切らない冴え渡った一作に仕上がっている。

コメントする (0件)
共感した! 27件)
牛津厚信