ツイスターズ

劇場公開日:

ツイスターズ

解説・あらすじ

超巨大竜巻が多数発生したオクラホマを舞台に、知識も性格もバラバラな寄せ集めチームが竜巻に立ち向かう姿を描いたアクションアドベンチャー。

ニューヨークで自然災害を予測して被害を防ぐ仕事をしている気象学の天才ケイトは、故郷オクラホマで史上最大規模の巨大竜巻が連続発生していることを知る。彼女は竜巻に関して悲しい過去を抱えていたが、学生時代の友人ハビから必死に頼まれ、竜巻への対策のため故郷へ戻ることに。ケイトはハビや新たに出会ったストームチェイサー兼映像クリエイターのタイラーらとともに、前代未聞の計画で巨大竜巻に挑む。

「ザリガニの鳴くところ」のデイジー・エドガー=ジョーンズが気象学の天才ケイト、「トップガン マーヴェリック」のグレン・パウエルがストームチェイサーのタイラー、「トランスフォーマー ビースト覚醒」のアンソニー・ラモスがケイトの友人ハビを演じた。「ミナリ」のリー・アイザック・チョン監督がメガホンをとり、「レヴェナント 蘇えりし者」のマーク・L・スミスが脚本を担当。

2024年製作/122分/G/アメリカ
原題または英題:Twisters
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:2024年8月1日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第82回 ゴールデングローブ賞(2025年)

ノミネート

シネマティック・ボックスオフィス・アチーブメント賞  
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(C)2024 UNIVERSAL STUDIOS,WARNER BROS.ENT.& AMBLIN ENTERTAINMENT,INC.

映画レビュー

4.5日本初のScreenX with Dolby Atmosで観る巨大竜巻のど迫力!!

2024年8月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

本日は映画サービスDAYにつき、以前から気になっていた日本初の上映形態“ScreenX with Dolby Atmos”を体験してみることに。

2024年6月末よりT・ジョイ京都のシアター9に導入された“ScreenX with Dolby Atmos”とは、簡単にいうとすんごいスクリーンとすんごい音響が組み合わさった、すんごい映像体験ができる映画館のこと。面目ない、全然わからんね…🙄

つまり🧐
正面と左右の3画面のスクリーンに映像が投影され、270度の視界で映画を体験できるScreenXと、縦横無尽に音が移動し立体的な音響が楽しめるDolby Atmosを兼ね備えたのが、“ScreenX with Dolby Atmos”。なんだとか。

通常料金にプラス900円でみることができます。担当者のおすすめの場所は「映像に囲まれたいなら真ん中の席、視界全体を楽しむなら後ろのほうの席」だそうです。私はいつもの真ん中席をチョイスしました。左右にもスクリーンがあり、確かに270度の視界にドキドキ💓どこを観ていいのか定まらず若干キョロキョロしながら鑑賞開始。

ストーリーは、巨大竜巻に立ち向かうアクションアドベンチャーということで、想定どおりではありましたが、スピーディな展開で2時間があっという間でした。確かにいつも以上に映画への没入感が増した気がしました。これも“ScreenX with Dolby Atmos”のおかげかしら?これにさらに4DXが加わったらアクション系映画を鑑賞(体験)するのに最強の映画館できるんちゃうかなぁ、なんて想像してニヤニヤしちゃいました。

馬のように目が左右についていたのなら270度難なく見渡すことができたろうに、残念ながら人間だもの、集中すると視界は前面スクリーンに全集中してしまうという不器用さを除けば、いつもより贅沢な映像体験に大満足でした。

ひとつ付け加えるとするならば、せっかくある左右スクリーンや縦横無尽な音響をもっともっと活かせるコンテンツづくりが今後もっと進めば、さらに素晴らしい映像体験が待っているだろうと期待せずにはいられません。コンサートや舞台を観てもきっと楽しいでしょうね。

異常気象続きの世界。
巨大竜巻でさえ、もはや他人事ではなくなっている今日この頃です。

この夏の暑さに、若干ウンザリしている貴方にオススメの痛快アクションアドベンチャー!!
自然災害に立ち向かう主人公に
胸アツ必死です。

お近くにある映画館で
少し贅沢な映像体験にも是非オススメの映画です♪

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共感した! 19件)
ななやお

4.0台風ハンターと映画作家

2025年3月2日
iPhoneアプリから投稿

ヤン・デ・ボン『ツイスター』の続編との触れ込みだが、個人的には本作のほうが前作の何倍も楽しめた。どこまでが実写でどこからがCGなのか、境界線を見定めている暇さえなく次から次へと物語が展開していくスピード感が心地良い。

台風が近いときは荒れ狂う暴風を、遠いときは車両の疾駆をそれぞれ映し続けることで画面を常に賑やかそうとする過剰なサービス精神も、ディザスタームービーというフォーマットにおいてはおおむねプラスに作用していた。

ただ、劇伴がうるさすぎるのはもう少しどうにかならなかったのか。人間一人ではどうにもならない天災の荘厳さを、人工的な劇伴ではなく、ただ無秩序な風と雨の音によって表現するようなシーンがあっても、よかったと思う。

内容に関して言えば、本作はディザスタームービーの皮を被った映画制作映画であるといえる。劇中で台風を追いかける台風ハンターたちは、台風それ自体に強い関心があるという不謹慎な本音に対するエクスキューズとして「災害防止」「人命救助」といった建前を掲げている。

それはさながら、映画をただ撮りたいという無根拠な衝動を、「誰かを楽しませたい・救いたい」という自己暗示によって隠匿している映画作家たちの似像だ。言うまでもなく、映画など誰のためにもならない。

台風ハンターと映画作家の類似性に関して、本作は明らかに自覚的である。そうでなければ終盤に「映画館」などというそれ自体が文脈性を有している特殊施設に避難する意味がない。

しかし注意しなければいけないのは、本作が台風ハンターたちの愚かさを通じて映画なるものの欺瞞を単に暴き立てることを目的とした作品ではないということだ。

本作が最も強く眼差しを向けるのは、本音・建前として自己設定していたテーゼがふとした拍子に入れ替わってしまう瞬間だ。台風ハンターたちは台風を追いかけることが何よりも楽しいはずなのに、台風によって命を奪われようとしている人々を目の当たりにして、ふと足を止める。台風ではなく街に向かって駆け出す。危機的状況を通じて、台風ハンターたちの精神は欲望の次元から祈りの次元へ移行したといえる。

映画制作にもそのような部分がある。作家的自意識に他者の存在が勝る瞬間が。というか、他者のいない映画など往々にしてつまらない。この画が、この脚本が撮りたいという欲望から、役者やカメラや照明や天気といった非我的要因が映画を自分の頭の中ではないどこかに連れ出してはくれないだろうか、という祈りへ。

誰もが楽しめるディザスタームービーの体裁をとりながらも映画制作が抱える後ろめたさを寓意によって指し示し、同時に乗り越えていくという見事な大作だった。

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因果

3.0怖かった~! でも面白かった。

2025年2月19日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

怖い

興奮

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山川夏子

4.5気軽な気持ちで見てみたらかなり良かった!

2025年2月18日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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雪猫

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