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是枝裕和監督作「万引き家族」アカデミー賞外国語映画賞にノミネート!

2019年1月22日 22:31

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是枝監督の長編14作目
是枝監督の長編14作目
(C)2018フジテレビジョン ギャガ AOI Pro.

[映画.com ニュース] 米アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーは1月22日(現地時間)、第91回アカデミー賞のノミネート作品を発表した。是枝裕和監督がメガホンをとった「万引き家族」は、外国語映画賞にノミネートを果たした。

誰も知らない」「海街diary」など、さまざまな“家族のかたち”を描き続けてきた是枝監督の長編第14作となった本作は、家族ぐるみで軽犯罪を重ねる一家の姿を通して、人と人とのつながりを描いたヒューマンドラマ。リリー・フランキー、2018年9月に亡くなった樹木希林さんといった是枝組常連のキャストに加え、安藤サクラ松岡茉優らと初タッグを組んだ。

第71回カンヌ国際映画祭では、1997年の今村昌平監督作「うなぎ」以来21年ぶりに最高賞のパルムドールを受賞。「海街diary」以来3年ぶり5回目のコンペ部門で、是枝監督は自身初のパルムドールを手にした。その後、第12回アジア・パシフィック・スクリーン・アワードでは作品賞を獲得、第53回全米映画批評家協会賞では外国語映画賞の次点に選出。第76回ゴールデングローブ賞外国語映画賞にノミネートされ、惜しくも受賞を逃したものの、第44回LA映画批評家協会では外国語映画賞を戴冠。日本映画としては、黒澤明監督作「」以来、33年ぶりとなる快挙となった。

バラク・オバマ米前大統領が、自らのFacebookで発表した18年のお気に入りリストにもランクインを果たした「万引き家族」。18年日本国内における邦画と洋画の興行収入トップ10では、4位の45.3億円を稼いで存在感を示し、第42回日本アカデミー賞では最多13の優秀賞を受賞している。

外国語映画賞部門での日本映画の受賞は、滝田洋二郎監督の「おくりびと」(09年・第81回アカデミー賞)までさかのぼるため、10年ぶりの快挙に期待がかかる。第91回アカデミー賞授賞式は、2月24日(現地時間)に米ハリウッドのドルビー・シアターで開催される。

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