劇場公開日:2018年10月19日
解説
スタンリー・キューブリック監督と原作者アーサ・C・クラークによる、映画史を代表する不朽の傑作SF。月に人が住むようになった時代。月のクレーターの地中から謎の石碑が発掘され、宇宙評議会のフロイド博士が調査に向かう。それから18カ月後、最新型人工知能「HAL(ハル)9000型コンピュータ」を搭載した宇宙船ディスカバリー号は、デビッド・ボーマン船長、フランク・プールら5人のクルーを乗せて木星探査に向けて航行していた。しかし、その途上でHALが探査計画に対して疑問を抱いていることを打ち明ける。ボーマンとプールはHALの不調を疑い、いざというときはHALの回路を切断することを決めるが、それを知ったHALは反乱を起こす――。極端に少ないセリフや固定した長回しのカメラワーク、「ツァラトゥストラはかく語りき」「美しく青きドナウ」をはじめとするクラシック音楽の使用などが斬新で印象を残す。撮影時に開発された新技術と、科学的裏付けの追求により人工知能HALの暴走がリアルに描かれている。第42回アカデミー特殊視覚効果賞受賞。日本では1968年の初公開を皮切りに何度かリバイバル上映されており、製作50周年となる2018年には、10月6日から国立映画アーカイブでアンレストア70ミリ・ニュープリント版(クリストファー・ノーラン監修)のフィルム上映が行われ、同月19日からはIMAXシアターで2週間限定公開。12月19日には4K URTLA HD&HDデジタルリマスターのブルーレイがリリースされる。
1968年製作/140分/G/アメリカ
原題または英題:2001: A Space Odyssey
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:2018年10月19日
その他の公開日:1968年4月(日本初公開)、1978年10月、1995年2月、2001年4月7日、2008年6月28日
原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。
スタッフ・キャスト
- 監督
- スタンリー・キューブリック
- 製作
- スタンリー・キューブリック
- 原作
- アーサー・C・クラーク
- 脚本
- スタンリー・キューブリック
- アーサー・C・クラーク
- 撮影
- ジェフリー・アンスワース
- ジョン・アルコット
- 美術
- トニー・マスターズ
- ハリー・ラング
- アーネスト・アーチャー
- 衣装
- ハーディ・エイミーズ
- 編集
- レイ・ラブジョイ
- 音楽
- アラム・ハチャトゥリアン
- ジェルジ・リゲティ
- ヨハン・シュトラウス
- リヒャルト・シュトラウス
- 特撮監修
- ダグラス・トランブル