2010年
劇場公開日 1985年3月16日
解説
2001年、黒石板モノリスの謎を解明すべく調査の旅に出た宇宙船ディスカバリー号が消息を絶った。その9年後、ディスカバリー計画に関わったフロイド博士、そしてコンピューターHAL9000の開発者チャンドラー博士らが原因究明のために、ソ連の宇宙船レオノフ号に乗り込み木星へ向かう。一方、地球上は米ソ間の緊張が高まり、一触即発の状態に。はたしてフロイド博士は謎を解明できるのか? 映画史に燦然と輝く傑作SF映画「2001年宇宙の旅」の続編。
1984年製作/116分/アメリカ
原題:2010
スタッフ・キャスト
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2021年7月25日
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鑑賞方法:VOD
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2001年を観た勢いで続けて鑑賞。圧倒的な映像で意味がわからなくてもスゴいと感じた前作に比べると、とても薄味になっています。なんというか特撮感が増している❗
お話としては本作の方が分かりやすいんですけど、インパクトはあまりなかったです。前作の謎を何となく解決するためだけに作った印象すら受けます。前作でキューブリック監督がこだわってた宇宙空間で物音がしない描写なんかバッサリ切り捨ててますし、わかりやすさを重視した割に人々の記憶には残らない作品になってしまった印象です。
でも、これも何だかんだ言っても公式なんですよね~。今でも「スターウォーズ」や「ターミネーター」等々多くの作品が公式続編が出てはファンから「認めない」なんていわれてますが、本作も公開当時には「映画における公式とは何ぞや?」っという論争が巻き起こったりしたのではないでしょうか?
2021年3月6日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
アメリカが月から持ちかえったモノリスが情報公開されない。そこでソ連が・・・といった冷戦を感じさせる内容。神経質そうなジョン・リスゴーって、乗組員には選ばれそうもない雰囲気があると思う。
突如ボウマン未亡人のテレビにデイブが映し出される。それまでの淡々とした展開が一気に不気味な空間につつまれる瞬間だ。そして米ソの交戦状態とデイブの出現。宇宙怪談のような展開になってくる。
冷戦の終結を祈っているかのような結末と宇宙生命の神秘。白亜紀かジュラ紀か知らないけど、ラストの映像は綺麗だ。
2001年宇宙の旅の続編。かなーり分かりやすい映画となっている。その反面、かなり説教臭い映画となっている。
2001年では説明台詞が全て切り取られているために分かりにくい映画になっているが、スタイリッシュですげーかっこいい。おそらく「分かりやすさ」と「かっこよさ」は共存できないんだろうと思う。見比べると面白い。
木星の衛星であるエウロパに地球外生命がいることを匂わせる展開とか時代を感じるなぁ。人間はいつになったら木星への有人飛行ができるんだろう。楽しみ。
2019年2月5日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
宇宙映像美を使ったAIとの密室ホラーが強かったっけど、今回はより宇宙創世神話に触れた感じ。
冷戦時代において世界仲良くというメッセージ色が強いのは仕方ないか。
前作のような宇宙と宇宙時代への憧れ、夢、映像美が殆どなかったのは残念。はやりいかに20001年宇宙の旅が名作であるかがわかる。
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