最低映画の祭典ラジー賞 「キャッツ」が最多9ノミネート
2020年2月9日 10:30

[映画.com ニュース] 最低映画の祭典ラジー賞こと第40回ゴールデン・ラズベリー賞のノミネートが発表された。
最多となる9ノミネートを獲得したのは、大ヒット舞台ミュージカルを豪華キャストで実写映画化した「キャッツ」。批評家のみならず一般からの酷評ぶりも話題を集めた同作は、ワースト作品賞をはじめとする主要部門に軒並みノミネートを果たす期待通りの結果となった。
「キャッツ」に次ぐ8部門タイでしのぎを削るのは、いまやラジー賞の常連となったタイラー・ペリーの「マデアおばさん」シリーズ最新作「タイラー・ペリー マデアの家族葬」と、「ランボー 最後の戦場」から11年ぶりとなるシルベスター・スタローン主演のシリーズ第5作「ランボー:ラスト・ブラッド(原題)」の2作品だ。
また、今年は新たに「人命軽視および公共物破損が目に余る作品賞」と題したカテゴリーが設けられ、「ヘルボーイ」や「ランボー:ラスト・ブラッド(原題)」などバイオレンス満載の映画に交じり、本年度オスカー候補の一作「ジョーカー」がノミネートされている点も興味深い。
ラジー賞授賞式は例年、アカデミー賞の前日に開催されるが、今年はアカデミー賞の日程が大幅に前倒しされたことから、ノミネート発表もそれに合わせる形となった。第40回ゴールデン・ラズベリー賞授賞式の日程は、まだ発表されていない。
ノミネート結果は以下の通り。
ジェームズ・フランコ(「Zeroville(原題)」)
デビッド・ハーバー(「ヘルボーイ」)
マシュー・マコノヒー(「セレニティー 平穏の海」)
シルベスター・スタローン(「ランボー:ラスト・ブラッド(原題)」)
ジョン・トラボルタ(「The Fanatic(原題)」&「ワイルド・レース」)
ヒラリー・ダフ(「ハリウッド1969 シャロン・テートの亡霊」)
アン・ハサウェイ(「セレニティー 平穏の海」)
フランチェスカ・ヘイワード(「キャッツ」)
タイラー・ペリー(マデア役)(「タイラー・ペリー マデアの家族葬」)
レベル・ウィルソン(「The Hustle(原題)」)
ジェームズ・コーデン(「キャッツ」)
タイラー・ペリー(ジョー役)(「タイラー・ペリー マデアの家族葬」)
タイラー・ペリー(ヒースローおじさん役)(「タイラー・ペリー マデアの家族葬」)
セス・ローゲン(「Zeroville(原題)」)
ブルース・ウィリス(「ミスター・ガラス」)
ジェシカ・チャステイン(「X-MEN:ダーク・フェニックス」)
キャシー・デイビス(「タイラー・ペリー マデアの家族葬」)
ジュディ・デンチ(「キャッツ」)
ファネッサ・ピニーダ(「ランボー:ラスト・ブラッド(原題)」)
レベル・ウィルソン(「キャッツ」)
半ネコ人とでも呼ぶべき毛玉たちのあらゆるコンビ(「キャッツ」)
ジェイソン・デルーロとCGで去勢された彼の“モッコリ”(「キャッツ」)
タイラー・ペリーとタイラー・ペリー(またはタイラー・ペリー)(「タイラー・ペリー マデアの家族葬」
シルベスター・スタローンとやり場のない怒り(「ランボー:ラスト・ブラッド(原題)」)
ジョン・トラボルタと彼が受けた脚本すべて
フレッド・ダースト(「The Fanatic(原題)」)
ジェームズ・フランコ(「Zeroville(原題)」)
エイドリアン・グランバーグ(「ランボー:ラスト・ブラッド(原題)」)
トム・フーパー(「キャッツ」)
ニール・マーシャル(「ヘルボーイ」)
「Dragged Across Concrete(原題)」
「ハリウッド1969 シャロン・テートの亡霊」
「ヘルボーイ」
「ジョーカー」
「ランボー:ラスト・ブラッド(原題)」
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