テリー・ギリアム悲願の「ドン・キホーテ」1月24日公開決定!
2019年11月7日 08:00

[映画.com ニュース] 構想から約30年、9回も企画が頓挫しながらも完成にこぎつけた鬼才テリー・ギリアム監督の「ドン・キホーテを殺した男(The Man Who Killed Don Quixote)」が、「テリー・ギリアムのドン・キホーテ」の邦題で2020年1月24日の公開が決定、このほどポスタービジュアルがお披露目された。
2000年にスペイン・マドリードで撮影が始まるが、撮影現場周辺を軍用戦闘機が飛び交い、あえなく中断。さらに鉄砲水に襲われ撮影機材が流出し、景色も様変わりしてしまう悲劇に見舞われる。その後も、ドン・キホーテ役のジャン・ロシュフォールが腰痛を訴え、歩行不可能になり企画が頓挫。そのほか資金繰りやキャスティング、権利関係の問題により幾度と企画が頓挫しては、再び立ち上がり、2017年に完成。第71回カンヌ国際映画祭のクロージングを飾った。
映画は、スランプに陥ったCM監督トビーが、10年前に撮影した映画「ドン・キホーテを殺した男」でドン・キホーテ役に抜擢した老人ハビエルと再会したことで、奇怪な旅路に巻き込まれていく物語。
過去の企画でジョニー・デップやユアン・マクレガーらが候補に挙がっていた主人公トビー役を射止めたのは、「パターソン」や「ブラック・クランズマン」「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」など話題作への出演作が続くアダム・ドライバー。自身をドン・キホーテと信じる老人ハビエル役を、TVシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズに出演し、テリー・ギリアムとは「未来世紀ブラジル」(85)など4度目のタッグとなるジョナサン・プライスが演じる。
また、トビーのボスをステラン・スカルスガルド、ボスの妻でトビーを誘惑するジャッキにオルガ・キュリレンコ。そのほか、ジョアナ・リベイロ 、オスカル・ハナエダ、セルジ・ロペスら実力派ベテラン俳優から期待の若手俳優が脇を固める。
「テリー・ギリアムのドン・キホーテ」は、2020年1月24日TOHOシネマズ シャンテほか全国で公開。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

死ぬ→生き返る→死ぬ→生き返る(繰り返す)
【究極の“死にゲー”】人類史上最低・最悪の“ブラック仕事”、爆誕――
提供:ワーナー・ブラザース映画

日本の映画料金は高すぎる…!?
【そんな人に朗報】衝撃の価格破壊!! 2000円→750円になる“神・裏ワザ”教えます
提供:KDDI

「イノセンス」4Kリマスター版
【時代が物語に追いついた】公開20周年記念、劇場“初”公開!“究極”の「イノセンス」が解放される
提供:TOHO NEXT

石門
就活中に妊娠、卵子提供のバイト、生活に困窮…壮絶、しかし共感する驚愕体験【100%超高評価作】
提供:ラビットハウス

35年目のラブレター
【感動実話に“とんでもない絶賛”の嵐】噂を聞きつけ実際に観てきたら…忖度なし正直レビュー!
提供:東映

ヤバい映画みつけましたよ
【監督のエピソードが異次元】面白すぎたので、映画を愛するすべての人に観てほしいと思った話
提供:Henge