かもめ食堂

ALLTIME BEST

劇場公開日:

解説

フィンランドの首都ヘルシンキにある小さな食堂を舞台に、3人の日本人女性が織りなす穏やかな日常をつづったドラマ。作家・群ようこの同名小説を原作に、長編劇場デビュー作「バーバー吉野」で注目を集めた荻上直子が脚色・監督を務めた。日本人女性サチエはヘルシンキの街角に「かもめ食堂」という名の小さな食堂をオープンさせるが、客は一向にやって来ない。そんなある日、サチエはひょんなことから日本人旅行客のミドリと知り合い、店を手伝ってもらうことに。やがてサチエの店には、個性豊かな人々が次から次へとやって来るようになり……。小林聡美、片桐はいり、もたいまさこが3人の日本人女性を演じ、「過去のない男」のマルック・ペルトラが共演。

2005年製作/102分/日本
配給:メディア・スーツ
劇場公開日:2006年3月11日

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映画レビュー

4.0ほんわか

2024年5月19日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

単純

幸せ

なんとなく幸せな気分にさせてくれる。先が読めるストーリーだが、わかっていて見入ってしまった。映像がきれいで行ってみたくなる。人生を考えさせられるというと大げさだがうらやましくなった。

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taco333

3.5のんびりした優しい時間

2024年5月6日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

単純

幸せ

総合:65点 ( ストーリー:60点|キャスト:75点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )

 のんびりした優しい時間が流れる作品。この趣を楽しむ作品。
 雰囲気としては『しあわせのパン』に似ている。一人の旅行者との出会いが飲食店に変化をもたらすという物語は『バクダッド・カフェ』に似ている。

 悪意のある人は登場しないし、お金に困ることもない。北欧の町で自分の好きなことを焦らずのんびりと思うがままにして過ごす。過去にはいろいろあったとしても、善意が集まり徐々に良い方向に事が流れて小さな幸せが形になっていく。それを3人の個性派女優が演じる。
 そんな安心してのどかな気分で観られる映画で、心がゆったりとなれる。特に現実に疲れて心痛があって安らぎが必要な人には良いし、すでに心の落ち着きがある人がさらにゆったりとしたい場合にも良い。

 その反面、現実的ではないよなとも思う。言語に堪能とも思えないのに、なぜ突然フィンランドにやってきて飲食店を開いたのかという理由が弱い。顧客が全く来ないのに焦らず何もしないのもわからない。食材を仕入れてそれをそのまま廃棄にするときの悲しさ、家賃等の支払いがあるのに収入がない時の経営者の焦りは、作品では全く描写されない。あるいは会ったばかりの旅行者に自分の経営を否定されるときの苛立ちもない。
 もちろん作品の意図としてそんなことを描きたくないのはわかるが、設定の緩さと負の感情が少ないのに白々しさも感じてしまった。

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Cape God

4.0コーヒー、おにぎり、しゃけ、とんかつ。

2024年2月17日
PCから投稿

原作を読んだ時は、ふーんだったけど。

この作品は、人気があるのわかるわ。
なんてことないストーリーと、なんてことない料理。
感動とか、涙も時に。
だけどだからこそ、めちゃくちゃ味わい深い。
染みるなあ。

心のオアシスのよう。

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ゆき@おうちの中の人

5.0何とも幸せな気分に浸れる傑作。満点!!!

2024年1月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

萌える

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mark108hello
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