全米映画ランキング : 2021年9月24日~2021年9月26日

全米映画ランキング:2021年9月28日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2021年9月24日~2021年9月26日
(金額・順位は確定後のもの)Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1 シャン・チー テン・リングスの伝説 4 13,285,000 196,459,084
2 ディア・エヴァン・ハンセン 1 7,500,000 7,500,000
3 2 フリー・ガイ

Free Guy
「フリー・ガイ」

Walt Disney
(ディズニー)

7 4,129,000 114,139,071
4 4 キャンディマン

Candyman
「キャンディマン」

Universal
(東宝東和)

5 2,510,000 56,842,000
5 3 クライ・マッチョ

Cry Macho
「クライ・マッチョ」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

2 2,115,000 8,343,000
6 7 ジャングル・クルーズ

Jungle Cruise
「ジャングル・クルーズ」

Walt Disney
(ディズニー)

9 1,722,000 114,890,736
7 5 マリグナント 狂暴な悪夢

Malignant
「マリグナント 狂暴な悪夢」

New Line
(ワーナー・ブラザース映画)

3 1,500,000 12,264,000
8 6 炎のデス・ポリス

Copshop
「炎のデス・ポリス」

Open Road/Briarcliff
(キノフィルムズ)

2 1,265,000 4,490,000
9 8 パウ・パトロール ザ・ムービー 7 1,120,000 38,761,000
10 Love Story

Love Story

Hamsini Entertainment

1 893,765 893,765

「シャン・チー」V4 「ディア・エヴァン・ハンセン」は2位デビュー

先週末の全米ボックスオフィスは、2本の新作がランクインするもマーベル・スタジオ最新作「シャン・チー テン・リングスの伝説」が約1330万ドルの興収で首位を守り、V4を果たした。

昨年の「TENET テネット」以来初の4週連続の首位を記録した「シャン・チー」。北米での累計は約1億9650万ドルに達し、7月公開のマーベル作品「ブラック・ウィドウ」を抜いて21年の興収トップに。今週中に2億ドルを超える見通しで、全世界興収を約3億6300万ドルとしている。

約750万ドルのオープニング興収で2位デビューとなったのは、2017年度のトニー賞で6部門を受賞した同名人気ミュージカルの映画化「ディア・エヴァン・ハンセン」。人づきあいが苦手な孤独な高校生エヴァン・ハンセンが自分宛に書いた手紙を巡って嘘をついたことをきっかけに他者とつながりながら自己を発見していく姿を描いた青春ドラマ。舞台でも主演したベン・プラットにエイミー・アダムス、「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」のケイトリン・デバー、オスカー女優ジュリアン・ムーアが出演する期待作だったが、OP興収が1000万ドルを下回る寂しいスタートとなった。監督は「ウォールフラワー」「ワンダー 君は太陽」のスティーブン・チョボスキー。

3位は前週からワンランクダウンの「フリー・ガイ」。北米以外でも粘り強い興行を展開し、全世界興収は約3億1760万ドルを記録している。4位、5位にはホラー「キャンディマン」、クリント・イーストウッド監督・主演のロードムービー「クライ・マッチョ」が続き、10位には270館の小規模公開ながらインド映画の「Love Story」が滑り込んだ。

今週末は、トム・ハーディ主演の大ヒットアクション続編「ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ」に、人気TVシリーズ「ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア」の前日譚を映画化した「The Many Saints of Newark」(アレッサンドロ・ニボラ、ジョン・バーンサル、レイ・リオッタ、ベラ・ファーミガ、マイケル・ガンドルフィーニ出演)、大ヒットアニメの続編「アダムス・ファミリー2(原題)」などが公開される。

2021年9月28日更新 藤井竜太朗

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