全米映画ランキング : 2019年7月5日~2019年7月7日

全米映画ランキング:2019年7月8日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2019年7月5日~2019年7月7日
(金額・順位は確定後のもの)Rentrak Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 スパイダーマン ファー・フロム・ホーム

Spider-Man: Far From Home
「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」

Sony Pictures
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

1 93,600,000 185,055,628
2 1 トイ・ストーリー4

Toy Story 4
「トイ・ストーリー4」

Walt Disney
(ディズニー)

3 34,300,000 306,557,544
3 3 イエスタデイ

Yesterday
「イエスタデイ」

Universal
(東宝東和)

2 10,750,000 36,882,740
4 2 アナベル 死霊博物館

Annabelle Comes Home
「アナベル 死霊博物館」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

2 9,750,000 50,157,397
5 4 アラジン

Aladdin
「アラジン」

Walt Disney
(ディズニー)

7 7,600,000 320,789,616
6 ミッドサマー

Midsommar
「ミッドサマー」

A24
(ファントム・フィルム)

1 6,561,798 10,902,112
7 5 ペット2

The Secret Life of Pets 2
「ペット2」

Universal
(東宝東和)

5 4,760,000 140,743,335
8 6 メン・イン・ブラック インターナショナル

Men in Black International
「メン・イン・ブラック インターナショナル」

Columbia
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

4 3,635,000 71,989,949
9 7 アベンジャーズ エンドゲーム 11 3,100,000 847,862,833
10 9 ロケットマン

Rocketman
「ロケットマン」

Paramount
(東和ピクチャーズ)

6 2,775,000 89,174,715

「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」が大ヒットスタート

独立記念日の週末。2本の新作が公開された全米ボックスオフィスは、2017年公開の「スパイダーマン ホームカミング」に続くシリーズ第2作「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」が週末3日間で約9300万ドル、3日の公開初日から6日間では約1億8500万ドルを稼ぐ大ヒットスタートを果たした。

欧州への夏休み研修旅行に参加したNYクイーンズの高校生ピーター・パーカー(=スパイダーマン)に、次々と災難が襲いかかるという内容よりも「アベンジャーズ エンドゲーム」の後の世界を描くMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の<フェイズ3>最終作ということで大きな注目を集めていた同作。今後のMCUが気になる観客が劇場に押しかけたためか、北米以外でもこの1週間で約4億ドルを稼ぎ出し、全世界興収はすでに約5億8000万ドル超という最高のスタートとなった。出演はピーター・パーカー=スパイダーマンにトム・ホランドのほか、サミュエル・L・ジャクソン、ジョン・ファブロー、マリサ・トメイ、ゼンデイヤ、ジェイク・ギレンホール。監督は前作同様ジョン・ワッツ。

2位は2週連続首位だった「トイ・ストーリー4」。約3400万ドルの興収で累計は3億ドルを突破。こちらも北米以外でも大ヒットを記録し、全世界興収は約6億5000万ドルに。8億ドル超えは堅く、今週末公開の日本やドイツの成績次第では9億ドルに届く可能性もある。

そして初登場6位に入ったのが、「ヘレディタリー 継承」のアリ・アスター監督が再びA24とタッグを組んだ新作ホラー「Midsommar」。北欧スウェーデンの夏祭りに参加したひと組のカップルが体験する恐怖を描いた同作。「ヘレディタリー 継承」同様にレビューは絶賛評が多く集まっている。

今週末は、サム・ライミ製作&アレクサンドル・アジャ監督によるパニックホラー「Crawl」に、デイブ・バウティスタ&クメイル・ナンジアニ共演のアクションコメディ「Stuber」が公開となる。

2019年7月8日更新 藤井竜太朗

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