国内映画ランキング : 2018年12月15日~2018年12月16日
映画ランキング : 2018年12月17日発表(毎週火曜更新)
全国週末興行成績:2018年12月15日~2018年12月16日 (全国動員集計)興行通信社提供
順位 | 先週 | 作品 | 公開館数※ | 上映週 | |
---|---|---|---|---|---|
1 | 初 | 361 | 1 | ||
2 | 2 | 368 | 6 | ||
3 | 1 | 358 | 4 | ||
4 | 初 | 367 | 1 | ||
5 | 初 | 365 | 1 | ||
6 | 3 | 330 | 2 | ||
7 | 初 | 307 | 1 | ||
8 | 4 | 271 | 3 | ||
9 | 5 | 91 | 3 | ||
10 | 6 | 314 | 7 |
※ファーストラン時点、映画.com調べ
「ドラゴンボール超 ブロリー」V、「妖怪ウォッチ」は4位、「グリンチ」5位スタート
12月15日~16日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。お正月作品が続々と公開され、4本の新作がランクイン。「ドラゴンボール超(スーパー) ブロリー」が、2位以下に大差をつけ初登場で首位を獲得した。同作は、鳥山明原作の大人気アニメ「ドラゴンボール」シリーズの劇場版20作目となる記念作品。14日から全国467スクリーンで公開され、土日2日間で動員63万9000人、興収8億1300万円を稼ぎ出した。これは2015年4月に公開され、最終興収37.4億円を記録した第19作「ドラゴンボールZ 復活の『F』」の興収比84.6%の成績。公開3日間では動員82万4205人、興収10億5080万5000円をあげている。ファミリー層を中心に、20代後半から50代の大人のファンはもちろん、小中学生グループの来場も多く見受けられた。これから冬休みに入り年末年始の稼働次第では、前作超えはもちろん、興収50億円以上も期待できる好スタートを切った。
2位は「ボヘミアン・ラプソディ」が4週連続でキープ。週末2日間で動員29万8089人、興収4億3153万円(前週比85%)をあげ、累計動員は390万0882人、興収53億6288万円を記録した。今年2月に公開された「グレイテスト・ショーマン」(興収52億円)を抜き、同じく7月公開の「ジュラシック・ワールド2 炎の王国」(興収81億円)に次いで、今年公開の洋画では第2位の成績となった。また、音楽/ミュージカル映画としては「美女と野獣」(興収124億円)、「レ・ミゼラブル」(興収59億円)に次ぐ歴代3位となった。
3週連続首位だった「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」は、週末2日間の成績が動員23万7136人、興収3億3361万5700円で3位に後退したが、累計動員は326万人、興収は46億円を突破した。10代から30代を中心とした女性やカップル、子供連れのファミリー、友人同士などの若者グループが劇場に詰めかけている。
新作では他に、「映画 妖怪ウォッチ FOREVER FRIENDS」が4位に初登場。14日から全国368館で公開され、土日2日間で動員22万3000人、興収2億5100万円をあげた。これは昨年同時期に公開され、最終興収20.4億円を記録した「映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活」の興収比62.9%の成績。まずは興収15億円が当面の目標となりそうな出足となった。
なお、「ミニオンズ」などのイルミネーション・エンターテインメント最新作「グリンチ」は5位、人気コミックを土屋太鳳主演で実写映画化した青春ラブストーリー「春待つ僕ら」は7位スタートとなっている。
2018年12月17日更新 和田隆