国内映画ランキング : 2018年6月30日~2018年7月1日
映画ランキング : 2018年7月2日発表(毎週火曜更新)
全国週末興行成績:2018年6月30日~2018年7月1日 (全国動員集計)興行通信社提供
順位 | 先週 | 作品 | 公開館数※ | 上映週 | |
---|---|---|---|---|---|
1 | 初 | 363 | 1 | ||
2 | 1 | 328 | 4 | ||
3 | 2 | 330 | 3 | ||
4 | 初 | 208 | 1 | ||
5 | 初 | 324 | 1 | ||
6 | 3 | 321 | 5 | ||
7 | 5 | 360 | 12 | ||
8 | 6 | 247 | 3 | ||
9 | 4 | 363 | 5 | ||
10 | 7 | 162 | 2 |
※ファーストラン時点、映画.com調べ
「ハン・ソロ」V、「アンパンマン」4位、「パンク侍、斬られて候」は5位スタート
6月30日~7月1日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。北米興行で低調な滑り出しを伝えられていた「ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー」が、初登場1位スタートを切った。同作は、「スター・ウォーズ」シリーズの知られざる物語を明らかにする本シリーズからのスピンオフ第2弾。6月29日より公開され、土日2日間で動員37万5293人、興収4億9938万円を稼ぎ出した。これは2016年12月に公開され、最終興収46.3億円を記録した第1弾「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」の興収比76.5%の成績。公開3日間では動員48万6380人、興収6億5825万円をあげた。客層はこれまでのスター・ウォーズファンはもちろん、親子連れやカップル、小中学生の男子グループや年配まで幅広い層が詰め掛けており、最終興収25億円以上が期待できるスタートを切った。
3週連続首位だった「万引き家族」は2位に後退。週末2日間で動員19万人、興収2億2400万円を稼ぎ、累計興収は30億円を突破した。3位には「空飛ぶタイヤ」が続き、週末2日間で動員13万2000人、興収1億5500万円をあげ、累計興収は11億円を超えている。
新作では他に、「それいけ!アンパンマン かがやけ!クルンといのちの星」が4位に初登場。同作は、やなせたかし原作の国民的アニメの劇場版30作目。全国208スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員11万2116人、興収1億2108万0500円をあげた。これは昨年同時期に公開され、最終興収5.4億円を記録した前作「それいけ!アンパンマン ブルブルの宝探し大冒険!」の興収比137.6%の成績。最終興収5.5億円を記録した一昨年公開の28作目「それいけ!アンパンマン おもちゃの星のナンダとルンダ」を超えて、最終興収6億円が見込まれる歴代最高のスタートとなった。
5位には「パンク侍、斬られて候」がランクイン。芥川賞作家・町田康が04年に発表した異色時代小説を綾野剛主演、宮藤官九郎脚本、石井岳龍監督で映画化したエンタテインメント作品だ。
なお、6位「50回目のファーストキス」は累計興収が10億円、7位「名探偵コナン ゼロの執行人」は84億5000万円を突破した。
2018年7月2日更新 和田隆