国内映画ランキング : 2018年4月21日~2018年4月22日

映画ランキング : 2018年4月23日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2018年4月21日~2018年4月22日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

公開館数

上映週

1 1 名探偵コナン ゼロの執行人 360 2
2 レディ・プレイヤー1

レディ・プレイヤー1

配給:ワーナー・ブラザース映画

346 1
3 2 映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ 拉麺大乱 353 2
4 3 リメンバー・ミー

リメンバー・ミー

配給:ディズニー

371 6
5 いぬやしき

いぬやしき

配給:東宝

305 1
6 5 ボス・ベイビー

ボス・ベイビー

配給:東宝東和

322 5
7 4 パシフィック・リム アップライジング 319 2
8 6 ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル

ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル

配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

351 3
9 8 グレイテスト・ショーマン 374 10
10 7 映画ドラえもん のび太の宝島 370 8

※ファーストラン時点、映画.com調べ

「名探偵コナン」V2、「レディ・プレイヤー1」は2位、「いぬやしき」5位スタート

4月21日~22日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。前作超えの大ヒットスタートを前週に切った「名探偵コナン ゼロの執行人」が、2週連続で首位を獲得。2週目の週末2日間も動員62万人、興収8億2000万円を記録し、2位以下に大差をつけ、累計動員は247万人、興収は32億円を突破した。

スティーブン・スピルバーグ監督「レディ・プレイヤー1」は初登場2位。同作は、アーネスト・クラインによる小説「ゲームウォーズ」を映画化したSFアクション。劇中のゲーム世界には、日本のアニメやゲームに由来するキャラクターやアイテムなども多数登場する。4月20日から公開され、土日2日間で動員21万4973人、興収3億6783万7100円をあげた。これは今年3月30日より公開中で、累計興収6億円を突破したスピルバーグ監督の社会派ドラマ「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」のオープニング興収比288.3%の成績。3日間では動員28万2618人、興収4億7441万3200円をあげている。客層は幅広く、スピルバーグ監督作で育った30 代から50 代はもちろん、10 代から20 代の男女が詰めかけており、鑑賞後の満足度も高い。ゴールデンウィークにどこまで数字を伸ばしてくるか注目される。

新作では他に「いぬやしき」が5位にランクイン。「GANTZ」の奥浩哉による人気コミックで、テレビアニメ化もされた同名作を、木梨憲武と佐藤健主演、佐藤信介監督のメガホンで映画化した。4月20日から全国313スクリーンで公開され、土日2日間で動員9万1000人、興収1億2400万円をあげた。これは16年に公開され、最終興収22億円を記録した佐藤監督の前作「デスノート Light up the NEW world」の興収比27.0%、また同年に公開され、最終興収16.2億円を記録した佐藤監督「アイアムアヒーロー」の興収比54.9%の成績。まずは興収10億円が当面の目標となりそうなスタートとなっている。

3位は「映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ 拉麺大乱」で、累計興収は6億5000万円を突破。4位の「リメンバー・ミー」は累計動員が330万人、興収が42億円を超え、6位「ボス・ベイビー」は累計動員が260万人、興収が30億円を突破した。

なお、「リズと青い鳥」は全国73スクリーンで公開され、圏外の11位スタートとなった。16年に公開され、最終興収23億円を記録した「映画 聲の形」の山田尚子が監督、京都アニメーション制作のテレビアニメ「響け!ユーフォニアム」の完全新作劇場版。

2018年4月23日更新 和田隆

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