国内映画ランキング : 2011年3月26日~2011年3月27日
映画ランキング : 2011年3月29日発表(毎週火曜更新)
全国週末興行成績:2011年3月26日~2011年3月27日 (全国動員集計)興行通信社提供
順位 | 先週 | 作品 | 上映週 | |
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1 | 1 | 3 | ||
2 | 2 | 4 | ||
3 | 4 | 3 | ||
4 | 3 | 2 | ||
5 | 5 | 4 | ||
6 | 6 | 5 | ||
7 | 8 | 2 | ||
8 | 7 | 2 | ||
9 | 9 | 5 | ||
10 | 11 | 5 |
映画館に観客が戻ってきた。「SP 革命篇」がV3、「ドラえもん」2位
震災から3度目の週末は、「唐山大地震」や「かぞくはじめました」「ジャッカス3D」など、公開延期作品(結果的に中止の作品もあり)が相次いだこともあり、トップ10の顔ぶれは前週とほぼ変わらない結果に。
そんな中で強いのは「SP 革命篇」で、3週連続の首位をマーク。震災のおかげで中止となったスカラ座での初日舞台挨拶も、復興支援に主旨を変えて26日に実施、多くのファンを集めている。公開からこの週末までに、100万人動員、興収15億円を達成した。
2位「ドラえもん」も強い。週末の興収は、2日間で1億9353万5100円と前週の104%。映画館には、着実にお客さんが戻ってきていることをうかがわせる。「ドラえもん」の累計興収は13億6400万円に達している。
新作では、アカデミー賞2部門受賞の「ファイター」が公開。トップ10圏外だが、オープニング2日間で動員1万4665人、興収1851万9400円と堅いスタートを切った。
春休みという大きな市場を震災で失ってしまった映画界だが、客足が徐々に戻ってきているのは事実。まだまだ営業再開できていない映画館もたくさんあるが、ゴールデンウィークまでには完全復活に漕ぎつけたい。
2011年3月29日更新 駒井尚文