漫才ギャング
劇場公開日:2011年3月19日
解説
「ドロップ」で小説家&映画監督デビューを果たしたお笑い芸人の品川ヒロシが、再び自らの書き下ろし小説を映画化。結成10年目の売れないお笑いコンビ「ブラックストーン」のボケを担当する飛夫は、ついに相方から解散を宣告されてしまう。ヤケ酒でトラブルを起こして警察に連行された飛夫は、留置場で出会った不良の龍平にツッコミの才能を見出し……。主演は「ROOKIES」の佐藤隆太、相方役に「クローズZERO」の上地雄輔。
2011年製作/127分/G/日本
配給:角川映画
スタッフ・キャスト
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2021年12月16日
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今風漫才の喰い気味の呼吸をフィルムに焼き付けることには成功。
30分切って「野蛮人のように」的なのと角川併映で調度よいかと。
ま、一応、良質。
で、映画でデキ婚は頂けぬ。
客に隠れて主役がソレをとっくに済ませていたなんてのは裏切りに似て感情移入を妨げる。
2021年7月7日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
売れない漫才コンビが解散、ボケ方(佐藤隆太)は納得出来ず、やけ酒が過ぎて留置場に。
そこで知り合ったのがツッコミセンスのある男(上地雄輔)で・・・。
漫才を映画にするのは難しい。
2020年9月3日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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借金まみれの2人。相方(綾部祐二)は借金取りに追われ、やがて借金返済のため肉体労働を強要される。飛夫も借金はあったのだが、別れた恋人・由美子(石原)が妊娠していたことでよりを戻し、借金を肩代わりしてくれた。そして順調に新コンビは前に進み、漫才の登竜門と言われる舞台で見事10週連続合格となった。
龍平の暴力というのも、城川(新井浩文)率いるグループの一方的なケンカ。漫才が順調になるにつれ、暴力沙汰はいけないと戒めるのだが、ついにその手が飛夫に及ぶと、我慢できなくなった龍平・・・という、よくある展開。そして、彼は元のコンビに戻るようにと元相方の綾部に頼み込んだのだった。
最後には一旦お笑いの世界を味わった龍平が新人としてヨシトモ興業に入ってくる。相方は誰なのかわからなくしているところもいい。気になるぞ。
ネタはお笑いの品川が書いているんだし、漫才そのもの!見事にボケとツッコミを演じているのはすごいと思う。でも一番笑えたのはクライマックスでのシャーオタク秋山竜次(ロバート)だった。
2020年7月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
品川ヒロシが原作・脚本・監督をした映画「漫才ギャング」。
さすが長年、お笑いコンビの「品川庄司」でネタを磨き続けてきた人だけあって、素晴らしい脚本に仕上がっていました。
今週観た映画は2本とも満点。
こんなに出来の良い映画を続けて観られたのは何年ぶりかなと思うぐらいでした。
主人公の佐藤隆太・上地雄輔両名の演技も迫真。
借金取り役の宮川大輔も、いい味出してるんだなぁー。
石原さとみもかわいいし。
監督はキャスト全員と昵懇の仲なのだろうと思います。
だからこれだけ隠れていたキャラクターを引き出すことが出来たのでしょう。
すごくおもしろかったです。
こういう圧倒的な才能の出現を目にしてしまうと、私の世代はそろそろ第一線を退くべき時が近いのかな、とも思ったのでした。
中学高校の映画鑑賞会にもお勧めかも。
ぜんぜん教育映画ではないのですが……。