全米映画ランキング : 2010年7月30日~2010年8月1日

全米映画ランキング:2010年8月2日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2010年7月30日~2010年8月1日
(金額・順位は確定前のもの)ロイター提供

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1 インセプション

Inception
「インセプション」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

3 27,520,000 193,348,000
2 奇人たちの晩餐会 USA 1 23,300,000 23,300,000
3 2 ソルト

Salt
「ソルト」

Columbia
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

3 19,250,000 70,800,000
4 3 怪盗グルーの月泥棒 3D 4 15,543,000 190,349,000
5 キャッツ&ドッグス 地球最大の肉球大戦争 1 12,525,000 12,525,000
6 きみがくれた未来 1 12,136,000 12,136,000
7 5 トイ・ストーリー3

Toy Story 3
「トイ・ストーリー3」

Walt Disney
(ディズニー)

7 5,035,000 389,674,000
8 7 アダルトボーイズ青春白書 6 4,500,000 150,713,000
9 4 魔法使いの弟子

The Sorcerer's Apprentice
「魔法使いの弟子」

Walt Disney
(ディズニー)

3 4,320,000 51,881,000
10 8 エクリプス トワイライト・サーガ 5 3,965,000 288,200,000

「インセプション」V3。スティーブ・カレル最新コメディは2位デビュー

先週末の全米ボックスオフィスは3本の新作がランクインしたが、「インセプション」が3週連続で首位を守った。

同作の17日間の累計興収は約1億9300万ドルと2億ドル目前。3億ドルも射程圏内にとらえている。主演ディカプリオとしては、「タイタニック」(97年/最終興収約6億ドル)に次ぐ自己歴代2位の成績に。

オープニング興収約2300万ドルで2位に初登場となったのは、仏製コメディ「奇人たちの晩餐会」をスティーブ・カレル&ポール・ラッド主演でハリウッドリメイクした「Dinner for Schmucks」。昨夏公開の「ハングオーバー」のようなサプライズヒットを狙ったが、平均的なスタートとなってしまった。批評は賛否が半々。

3位は公開2週目の「ソルト」。10日間の累計興収は約7080万ドルとなり、このままいけば1億2000万ドルあたりまでいきそうだ。主演のアンジェリーナ・ジョリーとしては、08年に主演したアクション「ウォンテッド」の最終興収(約1億3400万ドル)を超えたいところだが、果たして?

4位は約1550万ドルで「怪盗グルーの月泥棒 3D」。24日間の累計は約1億9000万ドルとなり、ユニバーサルとしては07年に約2億2700万ドルを稼ぎ出した「ボーン・アルティメイタム」以来の大ヒットになっている。

そして、5位、6位には子供向け3D映画「キャッツ&ドッグス 地球最大の肉球大戦争」と、ザック・エフロン主演の青春映画が初登場でランクイン。ともにオープニング興収1200万ドルと振るわなかった。

今週末は、ウィル・フェレル&マーク・ウォールバーグ共演のコメディ「The Other Guys」と青春ダンス映画「Step Up 3D」が公開となる。

2010年8月2日更新 藤井竜太朗

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