全米映画ランキング : 2010年4月9日~2010年4月11日

全米映画ランキング:2010年4月12日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2010年4月9日~2010年4月11日
(金額・順位は確定前のもの)ロイター提供

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 デート&ナイト 1 27,100,000 27,100,000
2 1 タイタンの戦い

Clash of the Titans
「タイタンの戦い」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

2 26,875,000 110,468,000
3 3 ヒックとドラゴン

How to Train Your Dragon
「ヒックとドラゴン」

DreamWorks/Paramount
(パラマウント)

3 25,350,000 133,891,000
4 2 理想の夫婦のつくり方 2 11,000,000 48,520,000
5 4 ラスト・ソング

The Last Song
「ラスト・ソング」

Touchstone
(ディズニー)

2 10,000,000 42,400,000
6 5 アリス・イン・ワンダーランド 6 5,600,000 319,300,000
7 6 オフロでGO!!!!! タイムマシンはジェット式 3 5,430,000 36,969,000
8 7 バウンティー・ハンター

The Bounty Hunter
「バウンティー・ハンター」

Columbia
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

4 4,300,000 56,001,000
9 8 グレッグのダメ日記(2010) 4 4,100,000 53,746,000
10 かみさまへのてがみ 1 1,250,000 1,250,000

ティナ・フェイ&スティーブ・カレル主演のコメディ「Date Night」がV

2本の新作がランクインした先週末の全米ボックスオフィスは、スティーブ・カレル&ティナ・フェイ主演の「Date Night」が約2700万ドルのオープニング興収で首位デビューを果たした。

同作は、レストランで予約の名前をごまかして席に着いたことから2人組の男たちから追われることになった夫婦(カレル&フェイ)のサバイバルを描いたアクション・コメディ。レビューは賛否が半々で、批評家受けのいいティナ・フェイ主演作としてはいささか期待はずれなところもあるが、25歳以上の大人を確実に集客できれば最終的に1億ドル突破もあるかもしれない。監督は「ナイトミュージアム」のショーン・レビ。共演にマーク・ウォールバーグ、マーク・ラファロ、ジェームズ・フランコら。

2位は前週首位の神話ファンタジー「タイタンの戦い」。2週目の興収は約2600万ドルと、1位との差はわずか。確定後は首位になる可能性も。10日間の累計興収は約1億1400万ドルとなっている。

3位は前週と変わらず「ヒックとドラゴン」。公開週の興収が予想を大きく下回るものだったことから、配給ドリームワークス・アニメの株価が下落する事態にもなったが、その後は持ち直し、公開3週目でも週末興収約2500万ドルと好調を維持。最終興収は当初予想された1億5000万ドルから、2億ドルあたりになると見られている。

そして10位には、すべてのキャスト・スタッフが無名の独立系の宗教映画「Letters to God」が滑り込んだ。

今週末は「レイヤーケーキ」「スターダスト」のマシュー・ボーン監督のアクション「Kick-Ass」、ニール・ラビュート監督のコメディ群像劇「Death at a Funeral」などが公開となる。

2010年4月12日更新 藤井竜太朗

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