ラスト・ソング
劇場公開日:2010年6月12日
解説
「きみに読む物語」「メッセージ・イン・ア・ボトル」で知られるニコラス・スパークス原作のベストセラーをマイリー・サイラス主演で映画化した青春ドラマ。ニューヨークで暮らす女子学生ロニーは、夏の休暇を利用して母親や弟たちとともに別居して疎遠になった父親スティーブの住む米南部の浜辺の街にやってくる。スティーブはなんとかロニーとの関係を取り戻そうとするが……。監督は「グレイズ・アナトミー」などのTVシリーズを手掛け、本作で長編映画デビューを飾ったジュリー・アン・ロビンソン。
2010年製作/107分/G/アメリカ
原題:The Last Song
配給:ディズニー
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2021年8月7日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ひと夏の恋物語になるのかと思えば、最後には父(グレッグ・キニア)との和解。そして、父が末期の肺がんであったことがわかる。教会を放火した犯人ではないかと疑いをかけられていた父親。ロニーは万引き犯と疑いを・・・
ウミガメの卵のふ化というモチーフがなかなか良かったし、映像も綺麗。『きみに読む物語』、『ウォーク・トゥ・リメンバー』などの泣ける作品を書いたニコラス・スパークス。ラジー賞候補にもなったようにロニー役のマイリー・サイラスの演技や雰囲気以外は本当に良かった。特にグレッグ・キニアの死にそうな顔。父親が死ぬんだろうなという予想は簡単にたてられたんだから、驚くような展開にするより最初に匂わせておいたほうが親切設計。
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原作の小説を読んだ事があるので、率直に言うと…原作の方が内容も深く、良いお話です。原作の方は、500ページ以上の大作ですが🤚映画は1時間半と言う事もあり、かなり設定も変えられていて、話もへし折られている感もあり、淡々としてしまっている感じです。マイリー・サイラスが演じた ロニーはもう少し用心深く、大人しい感じで、頭が良く、芯が強い感じの見た目とはギャップがある女の子です。ウィルはもっとロニーのお父さんと仲が良くて凄い好青年ですし、マーカスは犯罪者の一歩手前なくらいのサイコ、ウィルのお父さんはもっと良い雰囲気で明るい感じで、ロニーのお父さんはもっとロニーに寛容で万引きの時も唯一ロニーの味方でした。
残念なのが、原作でロニーとロニーのお父さんの良き理解者のかなり重要な役の牧師と結婚式をぶち壊した後にロニーとウィルの仲を取り持つウィルの美人な姉も凄い良い役なのにいないのは残念のほかならない。
火事もウィルとスコットが犯人で、犯人呼ばわりされているのがロニーのお父さんですが🤚原作では、スコットがやったと思っていたが、マーカスが犯人と言う所も違います。
最後のシーンもロニーは父の家に来る前に音楽院に推薦を受けていたけど、父に対する反抗から辞めてしまうが、最後に父の死に立ち会い、父の曲を完成させた事で彼女に再び音楽家としての気持ちが芽生えて、ニューヨークに戻り、音楽院でピアノを演奏しているとウィルが現れて、ロニーはいるハズのないウィルに驚きながらも抱き合い、ウィルがコロンビア大学に来た事を知って2人がひと夏の恋ではなく、運命の人だと確かめ合った所で終わる。
また原作では、ロニーはあんなに素直にピアノを弾かないし、お父さんのステンドグラスと曲はサプライズでもっと感動的なシーンなのに簡単に終わってしまっている。
同じニコラス・スパークスの君に読む物語は、映画の方が原作よりも肉付けされていて、素晴らしい作品なのに、ラストソングはティーンの恋愛モノになってしまったのが、本当に残念。
原作は、1人の少女が、疎遠だった父と最後の夏を過ごして、ひと夏の恋をして、大人になり、そしてまた夢へと向かっていく、人としての成長記であり、ヒューマンストーリーみたいな作品でした。
原作を読んだ人は、絶対にオススメはしませんが読んで無い人は楽しめる作品だと思います
。
映画としてはまあまあだけど、
リアルで2人が結婚したのがとても良い💕
2014年9月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
小説より面白くない。
キャストに文句を付ける気はほとんどありません(むしろ良かった)が、ストーリーとしてどうなのかなと。
まあ、少女漫画みたいな夢物語でした。小説は読んで感動したんですけど、ストーリーの起伏が小説よりなくなってしまったことがちょっと残念でした。
あとキャスト。
主人公のカップルふたりはなんかね、「いちゃつくならプライベートでやれ!!」って叫びたくなる感じ。
まあ今考えれば現在結構なキャリア積んでるヘムズワース弟(「ハンガー・ゲーム」シリーズ、「エクスペンダブルズ2」)を使ってるだけある映画なんですけど、見てるとマイリーちゃんが彼の演技力を打ち消しちゃってる気がしました。彼の大ファンなのでちょっと……とマイリーちゃんに対して思いました。
まあいい映画です。