国内映画ランキング : 2009年12月5日~2009年12月6日
映画ランキング : 2009年12月8日発表(毎週火曜更新)
全国週末興行成績:2009年12月5日~2009年12月6日 (全国動員集計)興行通信社提供
順位 | 先週 | 作品 | 上映週 | |
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1 | 初 | 1 | ||
2 | 1 | 3 | ||
3 | 3 | 4 | ||
4 | 2 | 4 | ||
5 | 5 | 7 | ||
6 | 7 | 4 | ||
7 | 4 | 3 | ||
8 | 8 | 7 | ||
9 | 10 | 3 | ||
10 | 6 | 2 |
「カールじいさん」好ダッシュ。3D版が52%のシェア
野村監督も担ぎ出して大宣伝を繰り広げた「カールじいさんの空飛ぶ家」が見事なスタートを切った。オープニング2日間の成績は、動員44万0804人、興収6億2772万6600円と、「2012」のオープニング週末対比で109%の出足。ピクサーの過去作と比べても、「モンスターズ・インク」(94億円)の105%、「Mr.インクレディブル」(53億円)の102%とのことで、最終興収50億円以上のビッグ・パフォーマンスが見込める出足となった。全663スクリーンのうち、239スクリーンが3Dによる上映で、興収の比率では52%が3D、48%が2D。2Dの比率が半分近いのは驚きだが、そう言えば一連の宣伝を見ていても、3D版が存在することはあまり語られていない。2位「2012」は、累計興収が23億円を超え、今週中に動員200万人に達する見込み。3位「なくもんか」は4度目の週末を経て、累計で動員が88万人、興収11億円と堅調な興行を続けている。4位以下では、「クリスマス・キャロル」「イングロリアス・バスターズ」「ニュームーン」と洋画3本の落ち込みが目立つ。一方で、「沈まぬ太陽」や「マクロス」など邦画が踏ん張っている。今週末は、ジョニー・デップの「パブリック・エネミーズ」やアニメ版「宇宙戦艦ヤマト」、そして定番シリーズの「ONE PIECE」「仮面ライダー」など話題作が一気に公開。正月映画シーズンの本格的な到来だ。
2009年12月8日更新 駒井尚文