松岡茉優
小学生の頃から女優に憧れ、2007年、TVドラマ「受験の神様」で子役デビュー。翌08年から子ども向けバラエティ番組「おはスタ」の“おはガール”を務め、10年3月に番組を卒業する。その後は女優業に力を入れ、TVドラマ「鈴木先生」(11)や同劇場版(12)に出演。オーディションで出演を勝ち取った「桐島、部活やめるってよ」「悪の教典」(ともに12)や、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」(13)で注目を集め、「ちはやふる」3部作(16、18)やNHK大河ドラマ「真田丸」(16)で活躍する。「勝手にふるえてろ」(17)で映画初主演し、第71回カンヌ国際映画祭パルムドールを受賞した是枝裕和監督の「万引き家族」(18)ではメインキャストを務め、第42回日本アカデミー賞では「勝手にふるえてろ」で優秀主演女優賞、「万引き家族」で優秀助演女優賞を受賞。若手の中でも実力派として着実に成長を遂げる。その後も、「蜜蜂と遠雷」(19)で主演を務めたほか、「騙し絵の牙」「劇場」(ともに20)などに出演している。