アリアン・ラベド
ギリシャのアテネでフランス人の両親のもとに生まれ、6歳でドイツに、12歳でフランスに移る。南仏のエクス=マルセイユ大学で演劇を学び、ギリシャ国立劇場の舞台などでキャリアを積む。
ギリシャの鬼才ヨルゴス・ランティモスが製作を手がけた「アッテンバーグ」(10)で映画デビューを果たし、同作で第67回ベネチア国際映画祭のボルピ杯(最優秀女優賞)を受賞。ランティモス監督作「アルプス」(11)でも主演を務め、同監督の初の英語作品「ロブスター」(15)にも参加する。以降、ミステリーアクション「アサシン クリード」(16)や、ルーニー・マーラ主演「マグダラのマリア」(18)などハリウッド作品にも出演。近年は監督業にも挑戦、2019年には初の短編監督作「Olla」を発表した。
ヨルゴス・ランティモス監督とは公私のパートナーとして知られる。