タハール・ラヒム
仏ベルフォール出身。モンペリエ第3大学で映画を学び、パリの演劇学校でも研鑽を積む。映画「屋敷女」(07)などに出演後、ジャック・オディアール監督の「預言者」(09)の主演に抜てきされ、同作でセザール賞の主演男優賞と有望若手男優賞を受賞した。以降の出演作に、チャニング・テイタムとの共演作「第九軍団のワシ」(10)、ロウ・イエ監督作「パリ、ただよう花」(11)、アスガー・ファルハディ監督作「ある過去の行方」(13)、「サンバ」「消えた声が、その名を呼ぶ」(14)、黒澤清監督作「ダゲレオタイプの女」(16)、ロネ・シェルフィグ監督作「ニューヨーク 親切なロシア料理店」(19)など。世界中の名匠の作品に出演し、フランスを代表する実力派俳優として国際的に活躍している。