第九軍団のワシ
劇場公開日 2012年3月24日
解説
イギリスの歴史小説家ローズマリー・サトクリフ原作の「第九軍団のワシ」を、「消されたヘッドライン」のケビン・マクドナルド監督が映画化した歴史アドベンチャー。西暦120年、ローマ帝国の支配下だったカレドニア(今のスコットランド)で起きた内乱を平定するためローマ帝国最強の第9軍団が出撃するが、そのまま消息を絶ってしまう。その20年後、第9軍団の副司令官だった父親を捜すため軍人のマーカスが冒険の旅に出る。出演はマーカスに「G.I.ジョー」のチャニング・テイタム。共演にジェイミー・ベル、ドナルド・サザーランド。
2011年製作/114分/イギリス・アメリカ合作
原題:The Eagle
配給:太秦
オフィシャルサイト スタッフ・キャスト
全てのスタッフ・キャストを見る
ネタバレ! クリックして本文を読む
正義と悪が居て、ヒーローが居て、悪は野蛮に描かれていて、正義は文明人。
父の名誉のために戦うヒーロー。
失った誇りを取り戻すために立ち上がり決死の戦いを繰り広げる老兵。
絶体絶命のピンチになるけど、信念を持った正義は最後に必ず勝つ!!
そして、不可能と考えられていたミッションを成して帰国し、
出発前に家族の名誉を侮辱したインテリ君に言ってやってスカっとして終わる。
「どれだけヒーローをかっこよく描くか」に特化したアメリカ的要素満載のアクション映画。
戦闘シーンのかっこいいアクション映画を見たいときには良い!
ずっと続く内容だった。
正義とはどっちのものかね?馬の足と競って勝つかね?なんで残党はすぐ来るかね?
2020年7月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
アザラシ族側の視点で観ると、ローマ帝国が侵略しに来たから土地や家族を守る為に返り討ちにしたら、自己満の名誉の為に逆恨みされて部族長を殺され、怒って追いかけたら全滅?
マーカスとエスカの2人になってから面白くはなったけど、どう考えても主人公マーカス(ローマ)側が悪いよなぁ〜って思いが拭えず、全く乗れませんでした‥。
エスカだけはイイ奴だな、とは思いましたが、壁の北側の部族にしたら、とんでも無い裏切り者だよなぁ。
マーカスは世間知らずのお坊ちゃんだから仕方ないかもね。
そしてアザラシ族、可哀想‥。それだけ!
父親、家族の名誉をかけて、奪われた黄金のワシ奪還のために戦う若きローマ戦士の物語。その過程で父親の面影を追い、敵国出身の奴隷と友情・信頼を育みます。
どこまで史実に沿っているのか分からないのですが、とても完成度の高い映画でした。
Brigantes/Celticとか?北英の印象がガラリと変わりました。
内容のイメージ的には、舞台・時代背景は異なりますが、"Gladiator" "The Last of the Mohicans" "The Revenant" 「走れメロス」辺りを足したような感じです。女性は全然出てこなくてロマンスは皆無ですが。Tatumはこの時代の衣装が良く似合ってました。
エンディングだけ何だか異様に軽くて不釣り合いでしたが、映像は美しく、静かで逞しい作品でした。
すべての映画レビューを見る(全13件)