マイケル・スタールバーグ
米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)を卒業後、ニューヨークの名門ジュリアード音楽院で美術の学位を修得。1990年代から舞台俳優として活動し、05年の「ピローマン」でトニー賞主演男優賞にノミネートされるなど演劇界で高く評価される。コーエン兄弟の映画「シリアスマン」(09)でゴールデングローブ賞最優秀男優賞にノミネートされ、以降マーティン・スコセッシ監督作「ヒューゴの不思議な発明」(11)、スティーブン・スピルバーグ監督作「リンカーン」(12)、ウッディ・アレン監督作「ブルージャスミン」(13)、ドゥニ・ビルヌーブ監督作「メッセージ」(16)など名匠たちの映画に出演。17年には、アカデミー作品賞受賞作「シェイプ・オブ・ウォーター」のほか、同賞の候補になった「君の名前で僕を呼んで」と「ペンタゴン・ペーパーズ 最重要機密文書」の3作品に出演し、名バイプレイヤーとしての存在感が強まった。TVシリーズでも、「ボードウォーク・エンパイア」(10~13)や「ファーゴ」(17)などで活躍する。