シャルト・コプリー
南アフリカ、ヨハネスブルグ生まれ。12歳から自主映画の製作を始め、ロンドンのトリニティ・カレッジに通う。19歳で最初の会社を立ち上げ、いくつかの映像製作会社を経営し、20代半ばには南ア初の民間地上波ネットワーク局の重役としてテレビ業界で活躍。その職を辞してからは、CMやMV、短編映画の製作に精を出す。古くからの友人ニール・ブロムカンプが監督したSF作品「第9地区」(09)で本格的な演技経験がないにもかかわらず主演を務め、ハリウッド長編デビュー。
同作が話題になり、80年代にヒットしたTVシリーズを映画化した「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」(10)でもメインキャストのひとりに抜てきされた。以降は「エウロパ」(13)、「チャッピー」(15)、「ハードコア」(16)などに主演。
ディズニーの「マレフィセント」(14)ではオーロラ姫の父ステファン役を演じた。その後もコンスタントに活躍を続けており、デブ・パテル監督・主演作「モンキーマン」(24)にも出演する。