フリー・ファイヤー
劇場公開日:2017年4月29日
解説
マーティン・スコセッシ製作総指揮の下、「ルーム」のブリー・ラーソン、「コードネーム U.N.C.L.E.」のアーミー・ハマー、「チャッピー」のシャルト・コプリー、「インセプション」のキリアン・マーフィら豪華キャストが集結したクライムアクション。1970年代、ボストン。銃の取引のため、寂れた倉庫に2組のギャングがやって来る。しかし交渉はこじれ、口論の末に壮絶な銃撃戦が幕を開ける。クセ者ぞろいの悪党たちが罵声を放ちながら銃を撃ちまくる姿を90分間ワンシチュエーションでハイテンションに描き、2016年・第41回トロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネス部門で最高賞にあたる観客賞を受賞した。監督は「ハイライズ」のベン・ウィートリー。
2016年製作/90分/PG12/フランス・イギリス合作
原題:Free Fire
配給:REGENTS
スタッフ・キャスト
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2017年4月28日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会
英国でいま最もエキセントリックな監督として注目を集めているのがベン・ウィートリー。人によって好き嫌いが分かれるところだが、それでも常人には決して成し得ない唯一無二の個性を持った作品を作り出すことで知られる。とはいえこの新作はいつもに比べてかなりメジャー寄りというか、エンタテインメントを追究した作品に仕上がっていることに驚いた。「この奇才と組みたい」と集まった実力派俳優たちの顔ぶれも豪華なら、その期待に応えるべく彼らを倉庫内に這いつくばらせ「限定状況下」へと叩きおとしたウィートリーの度胸も見上げたもの。その甲斐あって、無駄のないセリフとアクション、緊迫感と緩さが絶妙に溶け合った快作が誕生した。銃弾一発で急所を撃ち抜かれて死ぬ者もいれば、足や肩をちょっとずつ負傷して動けなくなってしまう者もいる。そんな彼らが織り成す、スピード勝負ではなく、足引きずりつつの超スローな攻防戦もアイディア満載で楽しい。
2022年6月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
ワンシチュエーション、楽しい👏
ブリー・ラーソン、良い意味で普通🙌
2021年6月8日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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90分、ほぼ銃撃戦、マシンガンの取引だからそれを使えば5分で決着、そこでせこい売人が弾は渡さない、ボディ・チェックしたはずなのに何故か全員銃を持っていてぶっ放す、ストーリーなんて有って無いようなハチャメチャ、ガン・バイオレンスの超絶版。
とんでも映画なのだが所詮、悪党同志の殺し合いだから、感情移入もそこそこ、お約束以外は死んだとしても観客は許すのでしょう。
買い手より売り手の方が悪党だからだまし討ちは当然の仕込み、ところが血の気の多い下っ端が取引そっちのけで暴れるから計画もへちまもあったものではない。トーシローは仲間に入れるなは裏稼業の鉄則でしょうに。
舞台というか戦場はボストン郊外の古い廃工場、簡単に応援を呼ばれたら困るので携帯の無い昔に設定、ワンシチュエーションでこれだけひっぱる映画も珍しい、一発くらっただけでお陀仏では役者が足りないので這いずりながらも殺し合い、あげくは死んだはずの男が復活、これはゾンビ映画だったのか・・。
スコセッシさんは狂っていますぜ、こんな映画を観せられたらバイオレンス自慢のタランティーノも北野監督もお手上げでしょう、お腹いっぱい。
2021年5月6日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
銃撃戦を期待し、スッキリ楽しもうとしたがなんとも。
確かに銃撃戦ではあるが、自動小銃ではなくほぼピストルでのやりとり。
緊迫感等は開始直後にはあったが、どんどんと同じシチュエーションなので中だるみ。
しかも撃たれてもしぶといこと(笑)
ストーリーも特に目を引くものはなかった。
キャストは豪華であり、演技も秀逸ではあるが、それぞれの設定やドラマが微妙なのも残念。
しかしカメラワークや展開は楽しめた。