デビッド・クロス
ドイツ出身。高校時代にドイツ映画「Verzauberte Emma oder Hilfe, ich bin ein Junge... ! 」(02)で俳優デビューし、「Knallhart」(06)で主演を務める。スティーブン・ダルドリー監督の「愛を読むひと」(08)で主人公の青年時代を演じ、カンヌ国際映画祭で期待の若手俳優に贈られるショパール・トロフィーやベルリン国際映画祭のシューティング・スター賞を受賞。この出演をきっかけに英語を学び、以降、スティーブン・スピルバーグ監督の「戦火の馬」(12)や「栄光のランナー 1936ベルリン」(16)、「バルーン 奇蹟の脱出飛行」(18)などに出演した。近年は、戦後イギリスの国民的英雄となった元ナチス兵の実話を基に描いた「キーパー ある兵士の奇跡」(18)や、不動産業界を狙った詐欺師の顛末を軽快に描いた「ライジング・ハイ」(20)で主演を務めている。