オスカー・アイザック
グアテマラ出身。グアテマラ人の母親とキューバ人の父親をもつ。米マイアミで育ち、高校卒業後は父親が働く病院で仕事をしながらスカパンクバンド「Blinking Underdogs」でギターとボーカルを担当した。その後、21歳でニューヨークの名門ジュリアード音楽院に入学し、2002年に「グッドボーイズ」に出演し本格的に映画デビュー。卒業後は舞台やTVドラマも交えながら映画に出演し続け、06年の「マリア」で注目を浴びる。以降、「ワールド・オブ・ライズ」(07)、「チェ 28歳の革命」(08)、「ロビン・フッド」(10)、「ドライヴ」「ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋」(11)などに出演。映画初主演作「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」(13/ジョエル&イーサン・コーエン監督)では売れないフォークシンガーを演じ、劇中の楽曲も自ら歌唱。同作はカンヌ国際映画祭のグランプリを受賞したほか、アイザック自身も全米映画批評家協会賞の主演男優賞を受賞し、一躍有名になる。「スター・ウォーズ フォースの覚醒」(15)では、レジスタンスの名パイロット、ポー・ダメロン役を演じた。