リー・アンクリッチ
米オハイオ州クリーブランド生まれ。1990年に南カリフォルニア大学の映画芸術学部を卒業後、TV業界で働き、94年にピクサー・アニメーション・スタジオに入社。同スタジオの長編1作目「トイ・ストーリー」(95)や、「バグズ・ライフ」(98)の編集を経て、「トイ・ストーリー2」(99)、「モンスターズ・インク」(01)、「ファインディング・ニモ」(03)で共同監督を務める。単独での初監督作「トイ・ストーリー3」(10)は、全世界興行収入でピクサー歴代1位となる大ヒットを記録。アカデミー賞では長編アニメーション賞を受賞、脚色賞にもノミネートされた。その後、「モンスターズ・ユニバーシティ」(13)や「アーロと少年」(16)では製作総指揮を務め、監督、原案を手がけた「リメンバー・ミー」(18)が再びアカデミー長編アニメーション賞にノミネート、アニー賞では長編アニメーション部門を含む最多11部門を受賞した。